樹奈のMusic Library

樹奈のMusic Library FM高知

桜の花が散り出したなあと思っていたら、入れ替わるように、近所の大通りに植えられているハナミズキが一気に咲き出しました。

通り一面が白とピンクの花でキラキラしていて溢れんばかりのエネルギーを感じながら、春を満喫しております。

4/19は心が躍るようなエンタメを届けてくれているアメリカのインディーロックバンド、ok go をご紹介。

1999年に結成された4人組のバンドで、セカンドアルバム収録の「ヒアイットゴウズアゲイン」のミュージックビデオで2007年度のグラミー賞を受賞。彼らのミュージックビデオはワクワクさせてくれる仕掛けやアイデアが詰まっていて、とても注目されています。

先日YouTubeで公開されたビデオは、バンドメンバーと、29体のロボット、60枚以上の鏡が複雑な振り付けをして、万華鏡のような世界を見せてくれているのですが、それをなんとワンテイクで撮影しているというビデオなんです。

ok go「Love」お送りしました。

このナンバーは、10年ぶりとなる5枚目のニューアルバム「And the Adjacent Possible」に収録されています。

グルーヴがファンキーで踊りたくなりますね。

サビのLove!のところのハモりに不思議な広がりを感じて、とても印象的でした。

音楽から感じ取ったイメージがビデオをみてどう広がるのかというのもOk Goの作品の楽しみどころかなと思います。是非ミュージックビデオもチェックしてみてくださいね。

 

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皆さんはカウンセリングという言葉、どのくらい身近にありますでしょうか。私の友人で心理カウンセラーの資格を取った方がいて、先日ランチに行った時にいろいろ話を聞いて、自分にとって実は必要なことかもしれないと思うくらい、とても興味深かったんですね。

日本では、欧米に比べてカウンセリングというのはまだそこまで浸透していないそうです。

なのでもしかしたら心がモヤモヤしたまま生活してる方、多いんじゃないでしょうか。

例えば、職場での人間関係の悩みや怒りだったり、私無視されてるかもしれないというような孤独感や悲しみに心が支配されている時は、物事の捉え方を見直すことで怒りや悲しみの熱をぐっと下げて冷静にしてくれるという方法があるんですね。

これすごく効果があってあっという間に私は心が軽くなりました。

自分の気持ちに気づくというのが悩み解決の最初のステップなんですね。

4/12は、心の話だったので、葛藤の気持ちを書いた私の曲

繰り返しのような日々の中、模索して、道を選んで、昨日の自分をこえていきたいと頑張る主人公を歌った

「リフレイン」お送りしました。

心の中って意外と散らかっていて、足の踏み場がなくなればなくなるほど、気持ちがいっぱいいっぱいになってるんです。

それを丁寧に箱に詰めていくと、意外とまだスペースあったという感じで、気持ちが軽くなる気がします。

美容室に行く感覚じゃないですが、気軽にカウンセリングにも訪ねてみてもいいかなあと私は思いました。

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新年度になり新しい変化があった方はまだまだ落ち着かない日々だと思いますが、始まってみると、意外と始まる前までの不安は払拭されてくるんじゃないでしょうか。

私も同じく新年度変化があるのですが、もうここまで来たら腹を据えて前に進むしかないという気持ちになっています。

4/5は勇気を与えてくれるミュージカル映画「wicked ふたりの魔女」ご紹介しました。

「オズの魔法使い」に登場する正反対な2人の魔女の友情を描く、スティーヴン・シュワルツとホルツマンによる舞台ミュージカルの映画化作品です。今回、エルファバ役をシンシア・エリヴォ、グリンダ役をアリアナ・グランデが演じるという豪華さ。

今、日本で公開中ということで、私も先日見に行ってきたんですが、オープニングの歌が始まって早々涙が溢れて感激の嵐でした。

アリアナの、この映画のために訓練したというオペラ的歌唱は素晴らしく、シンシアの圧倒的なパフォーマンスに驚きました。

シンシア・エリヴォ フィーチャリング アリアナ・グランデで「Defying Gravity 」をお送りしました。

シンシア・エリヴォはロンドン出身で、ブロードウェイミュージカル「カラーパープル」に主演し、グラミー賞、トニー賞を受賞していて、この曲でも本当に圧巻のパフォーマンスです。

defying gravity とは重力に逆らって、という意味なのですが、その重力とは、絶対的な権力や社会からの重圧、そして弱気な自分自身ということなんです。

重力をものともせず自由に飛び立つという強い意志が歌われているんですね。

今回の作品は、二部作の前編で後編は秋頃公開予定ですが、間違いなく壮大な内容になってるんじゃないかと期待しています。

 

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ついに桜の開花宣言が高知で発表されて、本格的に春になりました。

今年も高知が全国で最も早い開花となったということで、高知の暖かい春をたくさんの方に知っていただける機会になって、本当嬉しいですね。

今週は気温もぐんぐんと上がりまして、ダウンジャケットからいきなりリネンのシャツ1枚に衣替えして過ごしておりました。

そして、久々に私、ルージュを新しく買いました。

やっぱり新しい色にすると表情が変わって、心機一転、心も華やかになるなと感じました。

というわけで3/29はルージュをテーマに書いた私の曲で。新しい服を着たりメイクをしたりして前向きに頑張っている姿、その裏に隠れるちょっぴり切ない気持ちを書いた「きらめきルージュ」お送りしました。

3月は梅が咲いたかと思えば雪が降ったりして、遠くからやってくる春の足音を静かに聴きながら過ごした気がしますが、サクラが咲くと一気に春になりますね。

年度の変わり目でもありますから、不安や期待、そして何か始めたいという前向きさの裏にある焦りなど、いろんな気持ちが入り混じる季節でもあります。

どうか皆さん、頑張りすぎず力抜いて、新しい春を迎えてくださいね。

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今週は、東京で、春分の日の前日に大雪になりました。みなさんの地域では大丈夫でしたでしょうか。

雪を被りながら梅の花が咲いていました。

よく冬と春のせめぎ合いと言いますが、私には仲良く共演しているようにも見えて、

とてもユニークで、美しいオーケストラを聴いたような感覚になりました。

3/22はみなさんにおすすめの音楽映画2023年の「マエストロ」をご紹介しました。

世界的指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインと女優でピアニストの妻、フェリシアが歩んだ人生をバーンスタインの美しい音楽と共に描いた作品です。

バーンスタインというと数々の名演を残した指揮者としてイメージする方も多いと思いますが、私はミュージカル「ウエストサイドストーリー」の作曲家として最初に知りました。

作品の中では、指揮者としての自分と作曲家としての自分との甲藤や、妻のフェリシタが彼の作曲の素晴らしさを認め背中を押していたことも描かれていました。

今回はそのシーンで流れていた、バーンスタイン作曲のミュージカル「on the town」の一曲

イスラエル・フィルハーモニーオーケストラ& レナード・バーンスタインで「3つの舞踏エピソード:第3曲:タイムズ・スクエア」お送りしました。

私からすると神のような存在のバーンスタインなんですが、彼が妻と歩んだ紆余曲折の日々や、人物像に寄り添うことで、人間らしさが伝わってきて、今までより生々しい部分を彼の作品から感じられるような変化があって、いい映画を見たなと思いました。おすすめです。

 

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皆さんの中にはペットを飼っている方もいらっしゃると思いますが、うちには猫ちゃんがいまして、この間1年に1度の健診に連れて行ってきました。

日ごろから、要求してきたり甘えてきたりいろんなことを伝えてくれますけれども言葉がない分、健康には特に気をつけています。

今回は猫ちゃんを飼っている方にはぜひ参考にしていただきたい本をご紹介したいと思います。

KADOKAWAから先月発売された「ツンツン猫をデレデレにする方法」です。

著者は、インスタライブなどを通じてたくさんの飼い主さんと情報を共有して寄り添ってくれているねこ先生こと、獣医師の根来沙弥先生です。

実は私のいとこでして、小さい頃よく遊んだ妹のような存在なんですけれども、とても優しい先生です。

この本を読んで、どんな環境にしてあげれば幸せになるのかっていうことも考えるんですけども、

それ以上に大切な家族と過ごす今この瞬間をしっかり心に刻んで生きていきたいなあとしみじみ感じさせてくれる内容でした。

3/15はそんな何気ない毎日を大切に過ごしたいという私の素直な気持ちを書いた私の曲「幸せという日々」をお送りしました。

ラジオの準備をしている時も、うちの猫ちゃんは手元のキーボードに乗ってきたり遊びを要求してきたり、

ほんとにちょっと待ってって言いたくなるんですけども、これは今とても幸せな瞬間なんだよということを、忙しさに流されて、見過ごしてしまわないようにしたいなと思います。

是非猫好きの方は、根来沙耶先生の著書「ツンツン猫をデレデレにする方法」手にとってみてみてくださいね。

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先週の日曜は半袖の人もいるくらい暖かかったのに、次の日から一変して真冬になりましたね。

雪の地域も多かったみたいですが、みなさんは通勤通学大丈夫だったでしょうか?

季節をおおまたぎで行ったり来たりしましたが、近所の梅は一気に8分咲きくらいになっていて、春は確実に近づいているようですね。

3月になると、来年度に向けての準備でバタバタしている方も多いと思います。

新たな場所や街での生活を想像すると期待と不安が入り混じりますよね。私も4月から日々のルーティンが大きく変わる予定で、やっぱり不安になっています。

この不安を解消したいなぁと思いまして、来年度からの一週間の動きをざっと書き出してシュミレーションしてみました。

するとできることとできないことがはっきりして、なんとか頑張れそうかなと感じています。

3/8の放送は新たに離れた街や場所で、がんばっていこうという皆さんへ、エールの気持ちを込めて書いた私の曲「未来ドライブ」をお送りしました。

勢いよくアクセルを踏み込んで出たものの、思ってた状況と違って上手くできなかったり心折れそうになることも絶対あると思います。

その時は迷わずブレーキを踏んで路肩に車を停めて、気の許せる相手にでも連絡とってみるとか、引き返すとか、全然いいと思うんですよね。

もし身近な人がそんな状況になっていたらゆっくり寄り添ってあげたいですし、進むことだけじゃなく一旦立ち止まることも、とても意味があるんだと私は思っています。

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世界に「歌の民族」と呼ばれる人々が暮らす国をご存知でしょうか。
バルト海に面した、およそ半分が森林の自然豊かな国、ラトビアです。
この国には、民謡が120万曲以上あるそうです。

古代の格言からなる、そういったラトビア民謡はダイナとよばれていて、子供たちは民謡の合唱を通してラトビア語を学び、暮らしの知恵をつけているそうです。

3/1はラトビア発、2015年に結成され、現在5人の女性ヴォーカリストと楽器奏者からなるグループ、

TAUTUMEITAS(タウトゥメイタス)をご紹介。

ラトビアの奥深い民謡の世界を彼女たちの現代のセンスでアレンジして、圧倒的な歌唱力で表現している一曲、
TAUTUMEITASで、「bur man laimi 」お送りしました。

ラトビアの国の位置からもわかるように、北欧と東欧の民族音楽が融合しているような感じがしました。

ネットでラトビアの写真を見てみると、海、川、緑に恵まれ、中世の面影を感じるレンガ色の建物が立ち並んでいて、

国の雰囲気そのものが音楽に詰め込まれてるんだと感じます。

私たち日本人も日本の民謡や演歌、歌謡曲、Jポップなど、親しんでいる音楽があって、その曲から学んだり力をもらったりもしますが、

国全体に民謡を歌い人生を学んでいくという文化があるというのは、ほんと素敵です。

一度はラトビアに訪れて音楽で溢れる空気を肌で感じてみたいなと思いました。

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今週は寒波が来てとても冷え込んでいますね。

でも、日に日に日没が遅くなっていて明るい時間が増えましたし、近所の木々も、花の蕾が膨らんでいたり、冬枯れの景色が少しずつ春に向かっている気がします。

この間、2年愛用していた自分のスニーカーを新しく買い替えまして、

いつも黒系なのですが、今回は真っ白の靴を選んでみました。

そうすると靴にあわせて、服装や私の大好きなターバンも柔らかい色のものを身につけるようになっています。

曲を書くときに私は色をイメージして作ることが多いので、もしかしたら何か新しい変化が出てくるのではないかと淡い期待もしています。

みなさんも色んな色彩感覚をお持ちだと思いますが、

今回2/22はそんな感覚を刺激してくれるとても穏やかで美しい一曲、俳優の石田ゆりこさんがアーティスト名lilyとして歌っている、昨年行われたモネの展覧会のテーマソングとして大橋トリオさんによるプロデュースで書き下ろされた

lily「私のモネ」をお送りしました。

作詞はlilyさんが担当していて、繊細な色の表現やモネへの想いが込められています。

そして大橋トリオさんの移調していくメロディライン、感動しました。

まるで絵の具が混ざって色が変化する様子だったり、まさにモネの睡蓮のときの絵の、きらめく水の感じが表現されていて、

初めて聴いたその瞬間から引き込まれましたし、聴けば聴くほど細かいところまで見えてくるそんなナンバーでした。

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2/11の東京、神楽坂天窓での、ライブ、お越しくださいました皆様、そして配信の方でご覧いただきました皆様ありがとうございました。

今回のライブは、コロナ禍で閉店したライブハウス天窓が、神楽坂で復活したアニバーサリーライブだったんですが、

とってもおしゃれな空間で、気持ちよく演奏できました。

場所は変わっても、天窓のスタッフさんが作る音空間は昔のままで、温かい雰囲気でした。

私にとってはライブハウス天窓は成長させていただいた場所であり夢を実現する場所でもありました。

今回2/15はこれからもたくさんの新しい夢を叶えてくれる流星のような存在であってほしいという願いを込めて作った私の曲「スピードスター」をお送りしました。

この曲、ライブではパーカッションのくどうげんたさんとギターの福西健実くんにめっちゃ素敵に盛り上げていただきました。

私は久々のソロライブで来てくださったお客さんともお久しぶりだったのですが、

退職されて再就職された方や地元に帰られて新たな生活を始めている方など、

第二の人生を歩み始めている方が多くいらっしゃいました。

この歌がみなさんの再出発の応援歌になれたら嬉しいなと願っています。