樹奈のMusic Library

樹奈のMusic Library FM高知

先週の日曜は半袖の人もいるくらい暖かかったのに、次の日から一変して真冬になりましたね。

雪の地域も多かったみたいですが、みなさんは通勤通学大丈夫だったでしょうか?

季節をおおまたぎで行ったり来たりしましたが、近所の梅は一気に8分咲きくらいになっていて、春は確実に近づいているようですね。

3月になると、来年度に向けての準備でバタバタしている方も多いと思います。

新たな場所や街での生活を想像すると期待と不安が入り混じりますよね。私も4月から日々のルーティンが大きく変わる予定で、やっぱり不安になっています。

この不安を解消したいなぁと思いまして、来年度からの一週間の動きをざっと書き出してシュミレーションしてみました。

するとできることとできないことがはっきりして、なんとか頑張れそうかなと感じています。

3/8の放送は新たに離れた街や場所で、がんばっていこうという皆さんへ、エールの気持ちを込めて書いた私の曲「未来ドライブ」をお送りしました。

勢いよくアクセルを踏み込んで出たものの、思ってた状況と違って上手くできなかったり心折れそうになることも絶対あると思います。

その時は迷わずブレーキを踏んで路肩に車を停めて、気の許せる相手にでも連絡とってみるとか、引き返すとか、全然いいと思うんですよね。

もし身近な人がそんな状況になっていたらゆっくり寄り添ってあげたいですし、進むことだけじゃなく一旦立ち止まることも、とても意味があるんだと私は思っています。

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世界に「歌の民族」と呼ばれる人々が暮らす国をご存知でしょうか。
バルト海に面した、およそ半分が森林の自然豊かな国、ラトビアです。
この国には、民謡が120万曲以上あるそうです。

古代の格言からなる、そういったラトビア民謡はダイナとよばれていて、子供たちは民謡の合唱を通してラトビア語を学び、暮らしの知恵をつけているそうです。

3/1はラトビア発、2015年に結成され、現在5人の女性ヴォーカリストと楽器奏者からなるグループ、

TAUTUMEITAS(タウトゥメイタス)をご紹介。

ラトビアの奥深い民謡の世界を彼女たちの現代のセンスでアレンジして、圧倒的な歌唱力で表現している一曲、
TAUTUMEITASで、「bur man laimi 」お送りしました。

ラトビアの国の位置からもわかるように、北欧と東欧の民族音楽が融合しているような感じがしました。

ネットでラトビアの写真を見てみると、海、川、緑に恵まれ、中世の面影を感じるレンガ色の建物が立ち並んでいて、

国の雰囲気そのものが音楽に詰め込まれてるんだと感じます。

私たち日本人も日本の民謡や演歌、歌謡曲、Jポップなど、親しんでいる音楽があって、その曲から学んだり力をもらったりもしますが、

国全体に民謡を歌い人生を学んでいくという文化があるというのは、ほんと素敵です。

一度はラトビアに訪れて音楽で溢れる空気を肌で感じてみたいなと思いました。

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今週は寒波が来てとても冷え込んでいますね。

でも、日に日に日没が遅くなっていて明るい時間が増えましたし、近所の木々も、花の蕾が膨らんでいたり、冬枯れの景色が少しずつ春に向かっている気がします。

この間、2年愛用していた自分のスニーカーを新しく買い替えまして、

いつも黒系なのですが、今回は真っ白の靴を選んでみました。

そうすると靴にあわせて、服装や私の大好きなターバンも柔らかい色のものを身につけるようになっています。

曲を書くときに私は色をイメージして作ることが多いので、もしかしたら何か新しい変化が出てくるのではないかと淡い期待もしています。

みなさんも色んな色彩感覚をお持ちだと思いますが、

今回2/22はそんな感覚を刺激してくれるとても穏やかで美しい一曲、俳優の石田ゆりこさんがアーティスト名lilyとして歌っている、昨年行われたモネの展覧会のテーマソングとして大橋トリオさんによるプロデュースで書き下ろされた

lily「私のモネ」をお送りしました。

作詞はlilyさんが担当していて、繊細な色の表現やモネへの想いが込められています。

そして大橋トリオさんの移調していくメロディライン、感動しました。

まるで絵の具が混ざって色が変化する様子だったり、まさにモネの睡蓮のときの絵の、きらめく水の感じが表現されていて、

初めて聴いたその瞬間から引き込まれましたし、聴けば聴くほど細かいところまで見えてくるそんなナンバーでした。

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2/11の東京、神楽坂天窓での、ライブ、お越しくださいました皆様、そして配信の方でご覧いただきました皆様ありがとうございました。

今回のライブは、コロナ禍で閉店したライブハウス天窓が、神楽坂で復活したアニバーサリーライブだったんですが、

とってもおしゃれな空間で、気持ちよく演奏できました。

場所は変わっても、天窓のスタッフさんが作る音空間は昔のままで、温かい雰囲気でした。

私にとってはライブハウス天窓は成長させていただいた場所であり夢を実現する場所でもありました。

今回2/15はこれからもたくさんの新しい夢を叶えてくれる流星のような存在であってほしいという願いを込めて作った私の曲「スピードスター」をお送りしました。

この曲、ライブではパーカッションのくどうげんたさんとギターの福西健実くんにめっちゃ素敵に盛り上げていただきました。

私は久々のソロライブで来てくださったお客さんともお久しぶりだったのですが、

退職されて再就職された方や地元に帰られて新たな生活を始めている方など、

第二の人生を歩み始めている方が多くいらっしゃいました。

この歌がみなさんの再出発の応援歌になれたら嬉しいなと願っています。

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先日、私のライブやレコーディングでサポートしてくれているドラムスの足立くんとミーティングをしてきました。

私たち2人ともコーヒー愛好家でして、いつもミーティングの場所は小洒落たおいしいドリップコーヒーを入れてくれるお店を訪ねています。

コーヒーは、味もそうなんですけど香りを楽しむ飲み物でもありますよね。

おいしいコーヒーを入れるためには少しのお湯を入れて蒸す時間というのが重要で、コーヒー屋さんでは、蒸らすお湯の温度や量、時間にとてもこだわっているそうです。

私も朝起きたらまず豆を挽いてコーヒーを入れていますが、

香りや旨味を引き出すための蒸らし時間だと思うと、ただ眠たいだけの時間が、とても優雅なひとときに感じるようになりました。

2/8の放送はそんな美味しいコーヒーをいれる時のような、聞けば聞くほど深みの出てくる音楽で、クリエイティブな世界を表現しているアーティストの1曲。

アルゼンチン・フォルクローレをベースに、ジャズや正統派クラシックのジャンルで創作活動をしている作・編曲家のガリ・ディ・ピエトロと、女性ピアニストのセリナ・フェデリクをフィーチャーしたピアノアルバム「”Sobre rieles”」ソブリ、リエレスから、ピアノ2台での連弾の演奏です。

ガリ・ディ・ピエトロ、セリナ・フェデリクで「Motivo sobre ritmo de chacarera」をお送りしました。

作者であるガリ・ディ・ピエトロさんは和声と対位法の教鞭も執っていらっしゃる偉大な方なんです。

クラシックの対位法を用いた完璧なアレンジでジャズのサウンドも響かせている、聞けば聞くほど奥が深いのがわかる、そんな音楽でした。

 

みなさんはお正月休みゆっくり過ごさせれましたでしょうか。私は家に妹が来てくれて、とても楽しく過ごしました。

休みが続くとお家ご飯が捗りまして、手作り餃子、手作りエビチリ、手作りハンバーグ、もつ鍋などなど連日ご馳走続きで、心身共に良いスタートがきれたなと思っています。

そしてこの年明けはとっても嬉しいニュースがあります。

私の東京の本拠地としてたくさん出演させていただいていたライブハウス四谷天窓さん、コロナ禍で閉店に追い込まれておりましたが、ついにこの1月に東京・神楽坂で復活するとの報告が大々的にありました。

この日を待ち望んでいたアーティストの一人として、心からお祝い申し上げたいと思います。

今、復活プロジェクトとしてクラウドファンディングも立ち上がっていて、コンピアルバムもぞくぞく制作されるとのことで楽しみです。

11/11は四谷天窓さんの閉店が決まったときに応援ソングとして書いた私の曲「スピードスター」お送りしました。

コロナ禍から4年ですが、ライブハウス天窓さんにとっては長い時間であり道のりだったと思います。

そんな中、希望を捨てず復活の実現は本当に素晴らしいですし、私自身は逆に勇気をもらってしまいました。

新しい場所ですが、おかえりただいまという感じで、また出演させていただきたいと思っております。

近々お知らせいたします!

 

 

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あけましておめでとうございます!

みなさんはもう初詣は行かれましたか?今年はどんな願い事をしたのでしょうか?

私は、家族の健康。そして地球温暖化や物価高騰、世界の戦争が続く中、
たくさんの人がより良く暮らせる一年でありますようにと願っています。

1/4は寒い季節ならではの暖かさを感じられるミュージカルアニメ映画2018年の「スモールフット」をピックアップしてみました。

ビッグフットとも呼ばれる雪男イエティと人間が主人公となった話で、異なる文化や人種の相互理解をテーマにしている作品です。

劇中のオリジナルソング全体がひとつのテーマで作られていて、とてもレベルの高い内容でした。

その中から、アメリカの女優でシンガーのゼンデイア歌う「Wonderful Life」お送りしました。

この曲は不思議に満ちた世界への好奇心が新たな冒険へと踏み出す力になると歌っています。

目の前謎を解明したいと思う好奇心は、行動力に繋がると思います。

私は数年前に音楽大学で一旦勉強を終えたのですが、またもう少し知りたいこともあるなと思って今年は勉強もまた挑戦してみたいと思っているところです。

この歌のようにみなさんもいろんなところに好奇心を向けて進み出せるような充実した2025年となりますように願っています!

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12/28
みなさんは好きな音楽を探す時、どんなツールをお使いでしょうか。

先日私の母がGoogleの鼻歌検索で、タイトルのわからない曲を鼻歌で探し当てたと聞きました。私はいつも新しい曲を探しているからなのかまだGoogle鼻歌検索は一度も使ったことがなくて今回使ってみてびっくり、結構Jポップ系はちゃんと出てきました。

それならばインスト曲はどうなんだろうということで私の好きなアニメ「プイプイモルカー」のオープニング曲を歌ってみたのですが、これはダメでしたね。

Google先生、もう少し幅を広げてくれたら嬉しいなと思いつつ、

最後に私のオリジナル曲を歌いました、残念ながらキャッチしていただけませんでしたが、

12/28はみなさんには是非キャッチしていただきたいなと思い、私の曲「Blue Dawn」お送りしました。

2024年も後四日となりました。私にとってはやり遂げられなかったことも多かった年ですが、希望を持って新しい年を迎えられたらなと思っています。

曲のテーマは夜明けです。明けない夜はないという想いを込めました。

音楽は心の栄養だと私は思っています。2024年駆け抜けてきたみなさん、とっておきのプレイリストを作って、心を癒して、良い年末年始をお過ごしくださいね。

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前々回の放送で私の飼っている黒猫のびーくんと一瞬一瞬を大切に過ごしているとお話しさせてもらったのですが、なんとその日の夜にビーくんが体調を崩してしまって夜間救急に駆けつける事態となりました。

どうしてでしょう、出来る限り関わってあげているつもりだったのですがストレス性の膀胱炎だったんですよね。

まだまだ配慮が足りない飼い主だなと反省しつつ生活改善に取り組んでいます。

そして今は無事、元気にしています。大切な家族が体調を崩したりしていると仕事先でも気になりますよね。

その時に限って私もライブが立て込んでおりましたので、演奏が終わるなり電車に飛び乗って、早く家に帰ってびーくんに会いたいという気持ちでいっぱいでした。

これからクリスマスや年末年始がやってきて、家族や友人などと過ごしたい時期ですね。

でも仕事が忙しかったり、遠くにいて一緒にいることが叶わなかったりする人もいらっしゃると思います。

12/21はそんな切ない気持ちを抱えながら大切な人を想うクリスマスソング

アメリカのカントリーアカペラグループHome Freeの2016年のアルバム「Full of cheer」から「I’ll be home for Christmas」お送りしました。

Home Freeは男性5人からなるカントリーミュージックのアカペラグループで、Take6やボーイズIIメンなどの黒人グループと、発声の仕方やアレンジの雰囲気が違ってまたいいですね。

この曲は1943年にビング・クロスビーによってレコーディングされ、アメリカでリリースされました。

ちょうどこの頃第二次世界大戦中というのもあり、歌詞にある、クリスマスには、きっと帰る、たとえ、それが夢でしか叶わなかったとしても…という部分が兵士の気持ちを代弁して歌われたとも言われていて、とても切なくもあるのですが、寂しさに寄り添ってくれる温かい歌だなと感じます。

忙しいこの時期ですが、みなさんも素敵なクリスマスをお過ごしくださいね。

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12/14は、クリスマスシーズンと言うことで、2020年のミュージカル映画ドリー・パートンのクリスマス・オン・ザ・スクエア』をピックアップしてみました。

アメリカのカントリーミュージック界を代表するシンガーソングライターであるドリー・パートンが14曲にもなる劇中のオリジナルクリスマスソングを手掛けています。

この作品はクリスマスキャロルに登場するスクルージのような心の冷たい主人公が、キラキラ眩い天使役のドリー・パートンからすてきな音楽でいっぱい導きを受け、ミラクルが次々におこっていくストーリーで、見ている者は曲から素晴らしいメッセージをもらって、心が温かくなる作品でした。

この映画の元となったドリー・パートンの47枚目の2020年リリースのアルバム「A Holly Dolly Christmas 」から、ドリー・パートン フィーチャリング マイリー・サイラスで、「Christmas Is」お送りしました。

映画ではミュージカルアレンジで聴けますので、是非チェックしてみてください。

みなさんも映画のようなミラクル、天の導きのような不思議な体験をされたことはありますか?

私は不思議なご縁というか、予想もしないところで知り合いと繋がるという出来事がこれまでに何度もあります。

高知で調律師でありジャズピアニストとしてご活躍の西村麻貴子さん、私はライブでコラボレーションさせてもらったりとても仲良くさせてもらっていますが、その西村さんと、私の東京の自宅のピアノの調律師さんが実は知り合いだったということが、つい先日うちの調律に来てくださったときにお話していてわかったんですよね。

何か私たち引き寄せるものがあるのかなあと思うと、幸せな気持ちになった瞬間でした。みなさんも心に光がともるような、

素敵な出来事があるクリスマスシーズンでありますよう願っています。