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樹奈のMusic Library FM高知

5/7 は故郷の仁淀川を思って書いた私の曲「ミナモノキヲク」をお送りしました。

私は今東京に住んでいるので高知へ帰ったら家でゆっくりするか、慣れ親しんだ場所へ出かけたりします。

今みたいに暖かくなってくると、小さい頃によく遊んだ仁淀川の河原に何をするわけでもなく出かけて、心を休めています。

故郷があることって幸せだなぁとしみじみ思います。

慌ただしい毎日の中、自分を見失いそうなときや、何をしたらいいのかわからなくなった時は、故郷を思い出しています。

そこには確かに自分のルーツがあるし、そうだそうだ、ここから始まったんだったなぁと再確認できて勇気をもらえます。

仁淀川の自然の美しさにはただただ癒されています。

疲れた時は故郷を想って、頑張っていきたいですね。

樹奈のMusic Library FM高知

春の風は、心を前向きにしてくれる力がありますね。

冬の間ちぢこまっていた気持ちや姿勢をのびやかにしてくれるような気分です。

新年度になって、新しい職場や仕事で新鮮だった毎日もだんだん馴染んできたという方や、いや、まだまだ全然という方もいらっしゃると思いますが、

ひとまず何かしら目標を掲げたいものです。

4/23は未来に向かって頑張る若い世代の方へ、応援のメッセージを込めて書いた私の曲で株式会社キミノミライのイメージソングとして使って頂いている曲

「未来ドライブ」を聴いていただきました。

高知県だと、就職や進学で県外に出て行く方も多いと思いますが、

そうでなくても、実家を離れて暮らしたり、目標に向かって一歩踏み出したりする時って、

安全地帯から出るような感覚で不安です。

意気揚々と家を出てきたけど、思うように動けなかったり家族に何も報告できなかったりでイライラするかもしれないですが、

それ自体がもう自分の道を走っていってる状態なんだと思うんです。

あなたにしか行けないドライブコースを走っていって欲しいなと思います。

 

 

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今日は私のイチオシアーティストの一人、ドイツ出身のジャズピアニスト、ヴォーカリスト、そして作曲家であるオリビア・トルンマーの先月リリースされた最新アルバム「for you」をピックアップしてみました。

力強くリズミカルなピアノと一体となって歌う、美しいボーカルは、静かな湖に風が吹き、水面が揺れ、鳥がやってきて、青空が見えて、世界が広がるように、想像力を何膨らませてくれる演奏です。

今回はサポートメンバーとしてギタリストのカート・ローゼンウィンケルが参加しているナンバーオリビア・トルンマーで「Ever changing heart」をお送りしました。

今回はさらにオリビア色が強くなった作品で、ジャズ、ポップ、シンガーソングライターというジャンルや役割をスムーズに渡り歩いて、

即興もあり、決まったフレーズもありという冒険に満ちた曲作りだと思います。

メロディラインをユニゾンで奏でるカート・ローゼンウィンケルのギターは、まるで歌を歌っているよう。

どんな超絶技巧の演奏であっても歌心に溢れているのがオリビアもカートも素晴らしいです。

カート自身が率いるcaipiというバンドでのワールドツアーでオリビアがサポートメンバーで参加していたりと、

二人は長年の音楽仲間なんですが、このナンバーを聴いているとcaipiバンドの要素も感じるし、

お互いの音楽性を織り交ぜて相乗効果を生み出している素晴らしい作品だと思いました!

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最近は気温も上がってご機嫌な陽気になってきました。

朝、窓を開けると春の香りを感じます。

香りを感じ取る嗅覚って、過去の記憶を呼び起こすらしいのです

私はこの春の香りを嗅ぐと小学校の新学期を思い出します。

今日からまた友達と会えるなーとか、新しい教室、緊張するなーとか、そんな新鮮な気持ちが蘇ります。

今日は私の曲で、「夢列車」をお送りしました。

新たな目標や夢が膨らむこの季節、夢に向かって走り出す気持ちを書いた曲です。

夢や目標に向かって頑張ろうといっても目標がふわっとしていて具体的じゃないからどうしたらいいんだという人もいますよね。

実は私も昔そうでした。とにかく音楽の仕事をしたいからという気持ちだけで東京に出ていったんです(汗

この歌の主人公も行き先は決まってないけど、列車に飛び乗っているんです。

とにかく何かやりたいと思ったらまずは行動してみるのもいいんじゃないでしょうか!^^

この暖かくて明るい季節がきっと後押ししてくれると思います。

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4/2 は私のおすすめミュージカル映画「ハミルトン」をご紹介しました。

これはアメリカ合衆国建国の父の一人であるアレクサンダー・ハミルトンの生涯を描いたミュージカル作品なんですが、

これを聞くと、「歴史物って堅苦しくないのかな」って思いますが、

この作品は台詞など全編にわたりスピード感あふれるラップで綴られ、さらに美しい歌も聴かせてくれる究極のエンターテイメント作品なのです。

2015年にオフ・ブロードウェイで初演され絶大なる支持を受けてブロードウェイに進出してから「もっともチケットが取れない舞台」となり、

大成功を収めた作品です。

ミュージカル映画ということなのですが、舞台版をそのまま映像にしたもので、臨場感あふれるものになっています。

その中から冒頭で歌われるナンバー、ミュージカル「ハミルトン」より「アレクサンダー・ハミルトン」をお送りしました。

歴史上の説明や、登場人物の台詞を、複雑なリズムと韻を踏んだラップで創り込むというのは、とても斬新で力強く、圧巻です。

この作品は先日番組でご紹介したミュージカル「イン・ザ・ハイツ」を製作した、リン=マニュエル・ミランダが音楽・歌詞・脚本を手掛け、

さらに主演も務めています。ミランダ、天才!

この作品の一つの特徴として、建国の父たちを演じているキャストが白人だけではなく、

多種多様なバックグラウンドをもつキャストだということです。

アメリカは日本と違ってたくさんの移民が暮らしていて、現代のアメリカを支えているのもそんな人たちなんです。

だからこそ、この作品がただのつまらない歴史物で終わらず、

今という時代に訴えかけるものになって、若者の心を掴んだのですね。

アメリカに根強く残る人種の問題について、大きなムーブメントになっています。

今の日本もどんどん外国の方が増えてきて、共感する部分も多くあると思います。

一つのクリエイティブ作品が、社会的に人々の心に火をつけるきっかけとなるなんて、

本当に凄いことだと思います。

 

 

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3/26は私の新曲「クラシック」をお届けしました。

私は大学生の時から7年くらい京都で過ごしていたんですが、

京都って、現代と昔が入り混じっている場所で、

少し歩けば歴史的な建造物に行き当たってタイムスリップする感覚になるんです。

そうと思っていたらいきなりコンビニがあるとか、とても不思議な土地です。

そんな京都が今でも大好きで毎年訪れているんですけれども、

その京都にあるようなユニークな一面をもつ「古風な彼」がいても面白いなという観点から、

京都の美しい場所を歌詞に取り入れつつ、書いた曲です。

まだCDしていないので、また出来次第お知らせいたします^^

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3/19は2021年のミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』をピックアップしてみました。
原作は舞台のミュージカルで、トニー賞を4冠、そしてグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞した名作です。
たくさんの人が夢をもち、集う場所であるニューヨークを舞台に、夢を諦められない全ての人達に元気と勇気をくれる作品です。
ストーリーはプエルトリコの人たちのコミュニティを中心に語られていて、音楽はラップをたくさん取り入れたラテンナンバーで、
とてもエネルギッシュで、熱がみなぎっています。
その中から、夢に向かって走り出したいと歌う前向きな一曲
ミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」サウンドトラックより、「It Won’t be long now」をお送りしました。
このミュージカルの生みの親であるリン=マニュエル・ミランダは、舞台版では作詞作曲の他、主演をこなし、
グラミー賞、トニー賞を受賞しています。ご紹介している映画版では監督として参加しています。
その他ミュージカル・アニメ映画『モアナと伝説の海』の劇中歌の作曲、ミュージカル映画『メリー・ポピンズ リターンズ』ではジャック役を演じた、スーパーエンターテイナーです。
彼自身がプエルトリコの血が流れているというのもあって、
ュージカル「インザハイツ」では南の国のフレーバーがたっぷり感じられる作品なんです。
元気が欲しいときにおすすめの作品です!

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今日は私のお気に入りミュージカル作品「ライオンキング」をピックアップしてみました。

これは94年にディズニーのアニメーション映画として発表されたのが最初で、大ヒットをきっかけに、舞台版ミュージカルや、2019年にはCG版映画も制作されています。

私はアニメ版が一番好きなのですが、数あるサウンドトラックの中から様々なバージョンを聴き比べて、

私が一番お勧めの舞台版を発見しました。

ブロードウェイキャストによる97年の録音で、

「Circle Of Life」をお送りしました。

特殊な音響効果などは多用しない素朴な合唱による躍動感溢れる歌声が、

このライオンキングの命のテーマであったり、アフリカの大地のイメージにぴったりだなと感じました。

歌のタイトルから、百獣の王を中心にアフリカの大地でおこっている食物連鎖、

そこから連想される生命の輪というイメージがざっくりと湧いてくる歌ですが、

歌詞にある「サファイアに輝く空」という部分を聴くと、

ご先祖さまの魂が輝く星となり、次の命を見守っているんだというように感じます。親が子供を愛して、

そしてまたその子供が親となって、愛を育み、時に幸せを感じることもあれば、

時に絶望を感じ苦悩を抱えながら生きている、

これって、私たちの身近におこっている小さなストーリーで、この地球上にある全ての命においてもずっと繰り返されていることなのですよね。

そう思うと理科の教科書に漠然と書かれている生命の輪、ではなくて、

たくさんの愛のドラマでできた素晴らしい世界に私たちが生きているんだなと思える、壮大な歌だと感じました!

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三月に入って日中がだんだんと温かくなり春を感じるようになってきました。

日照時間が増えてくると、人間も元気になってくるのか、公園の木々と同じく、私もそろそろ新芽を出すようにお着替えしていきたいなという気持ちになっています。

季節の変わり目や、節目の年齢、失恋した時や恋の始まりだったり、

新しい自分になりたい、挑戦してみたいという時期ってありますね。

今日はそんな前向きなテーマでかいた私のオリジナル曲で、

輝く自分になれるかもしれない新色のルージュを試してる主人公を書いた曲
「きらめきルージュ」をお届けしました。

今はコロナ禍であり、そして世界情勢もとても心配な世の中なので、

不安な気持ちがなかなか拭えず、

自分の内側からポジティブになるのって結構エネルギーが居ると思うんですが、

この歌のように少し自分には派手かなと思うルージュを試してみたり、髪型を変えてみたり、適当にバスに乗って小さな冒険に出かけてみたりという、

外側からの力に暗い気持ちを引っ張ってもらうのも恥ずかしいことではなくて素敵なことですし、

その先に小さな笑顔がきっとあると思います。

少しでも明るい気持ちで春を迎えたいですね!