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樹奈のMusic Library FM高知

世界に「歌の民族」と呼ばれる人々が暮らす国をご存知でしょうか。
バルト海に面した、およそ半分が森林の自然豊かな国、ラトビアです。
この国には、民謡が120万曲以上あるそうです。

古代の格言からなる、そういったラトビア民謡はダイナとよばれていて、子供たちは民謡の合唱を通してラトビア語を学び、暮らしの知恵をつけているそうです。

3/1はラトビア発、2015年に結成され、現在5人の女性ヴォーカリストと楽器奏者からなるグループ、

TAUTUMEITAS(タウトゥメイタス)をご紹介。

ラトビアの奥深い民謡の世界を彼女たちの現代のセンスでアレンジして、圧倒的な歌唱力で表現している一曲、
TAUTUMEITASで、「bur man laimi 」お送りしました。

ラトビアの国の位置からもわかるように、北欧と東欧の民族音楽が融合しているような感じがしました。

ネットでラトビアの写真を見てみると、海、川、緑に恵まれ、中世の面影を感じるレンガ色の建物が立ち並んでいて、

国の雰囲気そのものが音楽に詰め込まれてるんだと感じます。

私たち日本人も日本の民謡や演歌、歌謡曲、Jポップなど、親しんでいる音楽があって、その曲から学んだり力をもらったりもしますが、

国全体に民謡を歌い人生を学んでいくという文化があるというのは、ほんと素敵です。

一度はラトビアに訪れて音楽で溢れる空気を肌で感じてみたいなと思いました。

樹奈のMusic Library FM高知

今週は寒波が来てとても冷え込んでいますね。

でも、日に日に日没が遅くなっていて明るい時間が増えましたし、近所の木々も、花の蕾が膨らんでいたり、冬枯れの景色が少しずつ春に向かっている気がします。

この間、2年愛用していた自分のスニーカーを新しく買い替えまして、

いつも黒系なのですが、今回は真っ白の靴を選んでみました。

そうすると靴にあわせて、服装や私の大好きなターバンも柔らかい色のものを身につけるようになっています。

曲を書くときに私は色をイメージして作ることが多いので、もしかしたら何か新しい変化が出てくるのではないかと淡い期待もしています。

みなさんも色んな色彩感覚をお持ちだと思いますが、

今回2/22はそんな感覚を刺激してくれるとても穏やかで美しい一曲、俳優の石田ゆりこさんがアーティスト名lilyとして歌っている、昨年行われたモネの展覧会のテーマソングとして大橋トリオさんによるプロデュースで書き下ろされた

lily「私のモネ」をお送りしました。

作詞はlilyさんが担当していて、繊細な色の表現やモネへの想いが込められています。

そして大橋トリオさんの移調していくメロディライン、感動しました。

まるで絵の具が混ざって色が変化する様子だったり、まさにモネの睡蓮のときの絵の、きらめく水の感じが表現されていて、

初めて聴いたその瞬間から引き込まれましたし、聴けば聴くほど細かいところまで見えてくるそんなナンバーでした。

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2/11の東京、神楽坂天窓での、ライブ、お越しくださいました皆様、そして配信の方でご覧いただきました皆様ありがとうございました。

今回のライブは、コロナ禍で閉店したライブハウス天窓が、神楽坂で復活したアニバーサリーライブだったんですが、

とってもおしゃれな空間で、気持ちよく演奏できました。

場所は変わっても、天窓のスタッフさんが作る音空間は昔のままで、温かい雰囲気でした。

私にとってはライブハウス天窓は成長させていただいた場所であり夢を実現する場所でもありました。

今回2/15はこれからもたくさんの新しい夢を叶えてくれる流星のような存在であってほしいという願いを込めて作った私の曲「スピードスター」をお送りしました。

この曲、ライブではパーカッションのくどうげんたさんとギターの福西健実くんにめっちゃ素敵に盛り上げていただきました。

私は久々のソロライブで来てくださったお客さんともお久しぶりだったのですが、

退職されて再就職された方や地元に帰られて新たな生活を始めている方など、

第二の人生を歩み始めている方が多くいらっしゃいました。

この歌がみなさんの再出発の応援歌になれたら嬉しいなと願っています。

樹奈のMusic Library FM高知

先日、私のライブやレコーディングでサポートしてくれているドラムスの足立くんとミーティングをしてきました。

私たち2人ともコーヒー愛好家でして、いつもミーティングの場所は小洒落たおいしいドリップコーヒーを入れてくれるお店を訪ねています。

コーヒーは、味もそうなんですけど香りを楽しむ飲み物でもありますよね。

おいしいコーヒーを入れるためには少しのお湯を入れて蒸す時間というのが重要で、コーヒー屋さんでは、蒸らすお湯の温度や量、時間にとてもこだわっているそうです。

私も朝起きたらまず豆を挽いてコーヒーを入れていますが、

香りや旨味を引き出すための蒸らし時間だと思うと、ただ眠たいだけの時間が、とても優雅なひとときに感じるようになりました。

2/8の放送はそんな美味しいコーヒーをいれる時のような、聞けば聞くほど深みの出てくる音楽で、クリエイティブな世界を表現しているアーティストの1曲。

アルゼンチン・フォルクローレをベースに、ジャズや正統派クラシックのジャンルで創作活動をしている作・編曲家のガリ・ディ・ピエトロと、女性ピアニストのセリナ・フェデリクをフィーチャーしたピアノアルバム「”Sobre rieles”」ソブリ、リエレスから、ピアノ2台での連弾の演奏です。

ガリ・ディ・ピエトロ、セリナ・フェデリクで「Motivo sobre ritmo de chacarera」をお送りしました。

作者であるガリ・ディ・ピエトロさんは和声と対位法の教鞭も執っていらっしゃる偉大な方なんです。

クラシックの対位法を用いた完璧なアレンジでジャズのサウンドも響かせている、聞けば聞くほど奥が深いのがわかる、そんな音楽でした。

 

2/11ライブ配信のお知らせ

2/11のライブがツイキャスにて同時配信決定しました!

遠方にお住まいの方は是非こちらからご参加いただけたら嬉しいです!

https://twitcasting.tv/yotsuya_tenmado/shopcart/358125

 

2025年2月11日(火・祝)

しばあみpresents 新天地!新天窓!1ヶ月Anniversary♪
やっぱり『My home town”天窓”de Night!アロマ de Night!』

■日時
2025年2月11日(火・祝)
OPEN 18:00 / START 18:30

■会場
神楽坂天窓
住所:東京都新宿区神楽坂3-4 AYビルB1F
会場についてのお問い合わせ:tenmado@y-tenmado.com

■出演
霧愛(muuuua)/樹奈/しばあみwithやよい
*しばあみBand:福西健実(Gt) くどうげんた(Per) 樹奈(Pf&Chor) やよい(Sax)

■チケット
一般:¥3,400 +1Drink
学生:¥2,400 +1Drink
※当日会場にてお支払い
※自由席・入場順

■配信チケット
一般:¥2,500
ツイキャスにて同時配信します

こちらのURLからご購入ください!

https://twitcasting.tv/yotsuya_tenmado/shopcart/358125

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先週、高知県高坂学園生涯大学にて、講師として呼んで頂き音楽の授業をしてきました。

この大学は60歳以上の生涯学習、健康・生きがいづくりの場として昭和57年に創立され、現在約570人の学生さんが在籍されています。

平均年齢79歳、最高齢者98歳ということなんですが、学生のみなさん、とてもはつらつとされていて、80分の講義は一緒に歌ったり、発声練習をしたりしてあっという間の楽しい時間でした。

年齢を重ねても学びたいという姿は、本当に素晴らしいです。

それと同時に、学ぶ場所や環境があると言う事も幸せなことです。

それが叶わなかった時代もあったと思うと、今何気なく過ごせているこの瞬間が、かけがえのないことなんだなと改めて感じています。

2/1はそんな気持ちを書いた私の曲
「幸せという日々」お送りしました。

私自身が、現役で理系の大学を卒業し、音楽活動をしている中でもっと音楽について学びたいと思うことがあって、再び音楽大学で3年間学びました。

学ぶ事は何歳になってもできますし、新たな目標、生きがいにつながると思います。

高知県高坂学園生涯大学は、60歳以上の高知県在住の方であれば、随時、入学を受付ているそうです。

ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

 

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先日、本屋さんに立ち寄ったときに、私が日々のルーティンに対するアドバイス本にしていた「ずっとやりたかったことをやりなさい」というジュリア・キャメロンという方が書いた本の新版が発売されているのを発見しました。

この本ではやりたかったのにまだできていないことを実現するために4つの手法を紹介しています。

そのうちの一つ、モーニングページという毎朝自分のためだけに書くノートを、私は長年続けています。

で、今回新版を見つけたのをきっかけに、二つ目の手法、週に一回遠足に出かけるということを新たに始めてみました。

自分と向き合う時間を持つことができて、自分はこんなことが好きだったんだという発見があって面白いです。

毎日のルーティンの中でマンネリをどう打破していくのかという答えが出てくる気がしています。

というわけで1/25の放送は日々の繰り返しの中で、もがきながら進んでいこうとしている主人公を書いた私の曲「リフレイン」をお送りしました。

実際に私が試してみた遠足は、岩盤浴でゆったりしたり、公園で違う形の落ち葉をひたすら拾ってみたり、行ってみたかった雑貨屋さんに行ってみたり、色々なのですが、次はドラムなどの楽器の体験レッスンに行ってみたいなと思っています。

私自身がピアノを教えているので、他の楽器の体験レッスンはなかなか行く機会がなく行ったことがないのです。

なのでとてもワクワクしています。

みなさんもご興味ありましたら是非、
「ずっとやりたかったことをやりなさい」という本、手にとってみてくださいね。

 

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1/18の放送は、BBCの人気テレビ番組「The Choir」でも特集された“軍人の妻”合唱団の実話を映画化した作品、2019年の音楽映画「シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~」をピックアップしてみました。

2009年、愛する人を戦況が激化するアフガニスタンへ見送り、その帰りを待ちながらイギリス軍基地で暮らす女性たちが合唱団を結成するというストーリーです。

互いに支え合い前向きに生きるために歌で一つになっていく姿に心を打たれます。

劇中では80年代のポップ・ソングがたくさん歌われていて、その一つ一つには彼女たちの気持ちを代弁する歌詞やテーマが隠されていることに改めて気付かされました。

お送りしたのはクライマックスでうたわれる、戦地の夫やパートナーとやり取りされた手紙から歌詞が作られた劇中合唱団のオリジナル曲。

映画「シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~」サウンドトラックから、「Home Thoughts From Abroad」お送りしました。

実際に、モデルとなった合唱団メンバーたちの手紙から作られた楽曲「Where You Are」は、当時、全英1位となりました。

悲しみや憤りを、誰かへの「祈り」に変えようという奥様たちの活動が世界中に広がって、今もたくさんの人が救われていることに幸せを感じます。

そして歌にはその力があるんですね。

いい音楽が生まれる時は、誰かを思う時であると、感じさせてくれた素敵な作品でした。

樹奈のMusic Library FM高知

この夏はコロナ禍後ということもあって各地でイベントが行われていました。

私も色々出かけたいとは思っていましたが、この暑さですので涼しいところに行きたいというのもあり久々に博物館に行ってきました。

期間限定の特別展だったのですが、ちょうど夏休みの子どもたちがたくさん来ていて賑わっていました。

もちろん展示が素晴らしかったんですが、子どもたちが胸を踊らせながら前のめりに見いっている姿が可愛くてたまりませんでした。

たくさんの発見と同時に夢が映っているんだろうなと思うと、とても微笑ましく感じたひとときでした。

8/5の放送はそんなキラキラした出来事から選曲してみました。

期待に胸を膨らませて、夢に向かって突き進んでいく人たちが乗りこむ列車をイメージして書いた「夢列車」をお送りしました。

目標や夢というのは年代ごとにさまざまな形がありますよね。

若い頃は何も知らないからこそ飛び込める強さがありますが、歳を重ねたら人生経験を積んだ分、見えてくる夢も変わってきます。

私の知り合いで、若い頃暮らしたアメリカに、今度は家族を連れて行ってあげたいと思っている方や、定年退職されて、人生初めて習ったピアノで、弾き語りできるようになりたいという方もいらっしゃいます。

夢を持っている方というのはとても輝いていますよね。

私もいつになっても夢を持ち続けていたいなと思います。

 

 

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7/30は土用の丑の日ということで、この夏も鰻を食べて何とか体力を回復して乗り切っていきたいなと思いますが、

7/29の放送では日本の夏から少し抜け出して、地中海の風を皆さんにお届けしたいと思い選曲しました。

2018年にスペインの地中海沿い出身の3人の女性ボーカリストたちによって結成されたボーカルグループ、マララ。

声と打楽器、ギターなどのシンプルな編成で、オリジナル曲を演奏しますが、伝統的な地中海音楽をルーツにもっていて、

たとえばロマンスや労働の歌、お葬式の歌などの古くから伝わる歌を研究して、独自の音世界を生み出しています。

スペインの女性ボーカルときくと、ラテンのリズムのものを思い浮かべますが、それとは全く違った世界で、地中海の人々の呼吸や生活が見える、新しい場所に旅することができたなと感じた作品

マララ「A Trenc D’Alba」をお送りしました。

これはマララの2020年にリリースされたファーストアルバムからお送りしています。

日本の伝統音楽にも独特の和音の響きやリズムがあるように、地中海地方の伝統的な音楽をひしひしと感じます。

同時に、親近感も覚えました。

というのはボーカルアレンジの鮮やかさや曲の構成なんかは、まさしく現代のサウンドで、この融合が神秘的です。

3人の女性の声がとても力強くって、心のエネルギーが湧いてくるような感じでした!