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樹奈のMusic Library FM高知

異例の暑さが続いておりますね。紫陽花やくちなしがとても綺麗な季節なのですが、この暑さでどこのお花も萎れてしまっていて、えらいことだなと感じています。

ですが、今週は台風の影響もあって、少し梅雨空が戻りましたね。

この雨で花や、草木も息を吹き返したように生き生きとしているように見えました。

例年ならこの時期は、じめじめとうっとうしいですが、今週は恵みの雨のようでしたね。

今月、私の大好きなドイツ出身のピアノ弾き語りアーティストのオリビア・トラマーが新譜を発表しました。今回のアルバムは全てオーバーダビングなしのピアノ弾き語りの録音で、

彼女のルーツであるクラシックピアノとジャズやブラジルのテイストがとてもナチュラルに融合された独創的な内容です。

乾いた心を潤してくれるようなナンバーオリビア・トラマーで「Like Water」お送りしました。

オリビア・トラマーはドイツの音楽一家に育ち、4歳でクラシックピアノを始め、

地元の音楽大学でジャズピアノとクラシックピアノの両方を修了し、その後ニューヨーク市のマンハッタン音楽学校で修士号を取得しているという才女です。

カート・ローゼンウィンケルのブラジル音楽インスパイアドのプロジェクト、「Caipi」ではシンガー兼ピアニストとして参加していました。

この曲のタイトル「like water」は、まるで水のようなという意味ですが、さまざまな音楽スタイルや文化間を流れて、形を変えて、浸透していくオリビアの音楽そのもののような気がしますね。

今年は夏が早くにやってきそうです。暑い日々は恵みの雨のような恵みの音楽を浴びて乗り切っていきたいですね。

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今週は、梅雨はどこへやらという、真夏のような暑い1週間でしたね。

みなさん体調の方は大丈夫でしょうか?私は最近とても疲れやすくなって、夕方に栄養ドリンクを飲まないとやっていけない位だったので、ネットで調べてみたんです。するともしかしたら鉄分不足ではないかということで、レバニラやレバーの焼き鳥などを数日食べてみましたところ、少し改善しました。

さらに最近チョコザップというジムに通い始めました。

いつも行っているスーパーの隣にあるジムで買い物ついでに行けるというのがとてもハードルが低くて、気軽に運動を始めることができています。

気分が憂鬱な時は少し体を動かしてみるとかおしゃれしてみるとか音楽をガンガン聴いてみるとか外部的な刺激を適度に入れてあげると気持ちを切り替えやすいのかなぁと思っています。

6/21はそんな前向きになろうとしている主人公を書いた私の曲「きらめきルージュ」お送りしました。

季節の変わり目になると、町中でメイクの広告をいっぱい目にしますがそれ見ると心がウキウキしたり、違った自分に挑戦してみようかなぁという未来を想像したりすると思うんです。

そんな曲が作れたらと思って取り組んだ曲なんですが、違うメイクにしたいって思う時ってもしかしたらすごいハッピーというより、寂しかったりしんどい時から少し頑張ってみようかなって思ってる時かもしれないなと思って、きらめくルージュでかなしみ隠してるという歌詞になりました。

このまま夏になるのか、梅雨が戻ってくるのかわかりませんが、日常にある小さな喜びで心を元気にして、この暑さを乗りきっていきましょう。

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先日は高知県高坂学園生涯大学にて講義をさせていただきました。今年3度目になるのですがクラスが違うのでクラスごとのキャラクターの違いを楽しませていただいています。

生涯大学は平均年齢79歳、学生さんのほとんどが女性の方で、いろんなジャンルの講義がひらかれています。遠足を兼ねた校外学習もあり、みなさん精力的に学ばれています。

この間、授業が終わったら、ちょうどお昼の時間だったんですが、みなさん机を寄せあってたくさんおしゃべりしながらお弁当を召し上がっていて、その姿が青春真っ只中の女学生のようでとても若々しく、素敵でした。

私まで懐かしい気分になっていました。

6/14は青春ミュージカル映画、2024年の「ミーン・ガールズ」をピックアップしてみました。

この映画は、2004年に大ヒットした同タイトル映画が元になってできたブロードウェイミュージカル版を映画化したものです。内容は学園もののドタバタ劇なのですが、ノリの良い歌で気分が上がります。

そして個性的な登場人物、それぞれに共感できる部分があって、気分がスカッとする楽しい作品です。

女王蜂的な存在でアイコニックなキャラのレジーナ役を演じたレニー・ラップのナンバー

「Someone Gets Hurt 」をお送りしました。

女優としても活躍するシンガーソングライター であるレニー・ラップは、2023年にデビュー作『Snow Angel』を発表、今年8月にニューアルバムを発売予定とのことで、楽しみですね。歌声もさることながらビジュアルもとてもカッコいいので、是非映画「ミーン・ガールズ」見てみてくださいね。

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今年3月29日に新装オープンした、香美市立やなせたかし記念館、みなさんもう行かれましたか?
私はつい先日行ってきました。

というのも先月のライブの時にMCでNHK連続テレビ小説あんぱんの話をしましたら、
お客様の中にゴールデンウィークに香美市のアンパンマンミュージアムに行かれた方がいらして、
これは私も行かなきゃと思い立って、早速出かけたということなんです。

子供たちのヒーローであるアンパンマン、私も小さい頃大好きで、今でも愛着を感じています。
記念館には子どもたちに大人気のアンパンマンミュージアムや企画展があって原画の展示などがあります。
そのひとつひとつが大人も十分楽しめる内容で、アンパンマンができた経緯や、
やなせたかし先生の作品に込める願いを深く知ることができました。

自分を犠牲にしてまで弱い人や困ってる人を助けにどこまでも飛んでいくアンパンマンというヒーローに改めて感激するとともに癒しの時間でもありました。この時感じたのは、きっと音楽も、辛い気持ちを抱えている人や孤独を感じてる人を救えるんじゃないかなあということでした。

6/7は手に入れたはずの夢を打ち砕かれてしまったけど、もう一度立ち上がって前に進もうとする主人公を応援する気持ちで書いた私の曲「スピードスター」をお送りしました。

アンパンマンは、ジャムおじさんのパン工場に流れ星のシャワーが流れ込んできて生まれたそうです。

この曲には、自分自身の戦っているその姿が、誰かの夢を輝かせる流れ星となれたらなぁという思いを歌詞に込めています。

 

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最近、近所の街路樹や公園が一気に青々としてきました。新緑の香りが漂ってきて爽やかですね。うちの玄関先にはカシの木が生えているのですが、この季節になるとどんどん枝が伸びて、あっという間にもりもりになります。

するとそこを良いねぐらにと、鳩が寄り付くようになってしまいまして、先週、近所の方にたくさん助けてもらって、無事鳩さんには立ち退いていただきました。

今この家に越してきて4年くらいになるのですが、最初は見知らぬ街で知り合いもいなくて孤独だったんですけれども、近所の方とコミニケーションを取ったり繋がりができることで、私ここで生活して人生を歩んでいるんだなぁってことを実感できますね。

5/31は故郷を離れて、知らない街で夢を叶えるために頑張る主人公を描いた私の曲「未来ドライブ」をお送りしました。

うちには、ビー君という黒猫ちゃんがいるんですけど、鳩の巣があった木の、ほんとそばにある窓から毎日外をパトロールしているんです。猫って鳥を狙うって言うじゃないですか。。

うちのビー君は、どうやら鳩はヨシとしたようです^^;

今回は、巣だけだったので自分で撤去できたんですけれども、

卵やひながいる場合は市役所などの許可が必要とのことなので、

皆さんも、お家に木のある方はこの季節お気をつけくださいね。

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5/18は中目黒にて弾き語りライブをさせていただきました。

お越しくださいました皆さまありがとうございました。

ライブの後にトークショーがあってその時に、活動を始めたきっかけや、影響受けた人は誰ですかという質問がありまして、改めて自分のルーツを辿ると、ぼやけていた目標にフォーカスを合わせ直す良い機会となりました。

私はマライア・キャリーやアレサ・フランクリンのゴスペルっぽい歌への憧れや、

ブロードウェイミュージカル、そしてエラ・フィッツジェラルドのジャズボーカル、さらにビリー・ジョエルやミニー・リパートンの音楽スタイルに影響をうけたんですが、

小学生の時にアメリカに住んでいたことが人生の中で大きく影響しているのかなと思います。

テキサス州のオースティンという街だったのでメキシコ人の友達もいたりして、

私にとっては洋楽やワールドミュージックがポピュラーミュージックの入り口なんです。

というわけで5/24はそんな私がずっと追いかけているブラジルの親子ユニット、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートが19人編成のビックバンドで新作をリリースしたのでご紹介しました。

複雑なコードや旋律のアレンジが、ビッグバンドになると重厚になりブラジルの独特のハーモニーが素敵です。

ダニ&デボラ・グルジェル19big band「Quiet Little Lady」をおおくりしました。

写真家としての顔も持つボーカルのダニ・グルジェル、ダニの母でジャズ・ピアノの講師でもあるピアノのデボラ・グルジェルの母娘に、ドラムスのチアゴ・ビッグ・ハベーロ、ベースのシヂエル・ヴィエイラの4人編成に加え、今回は5本のサクソフォン、4本のトロンボーン、4本のトランペット、さらに2本のフルートという大所帯です。

私、デボラさんのピアノ大好きなんですが、ビッグバンドではそのパキッとしていて温かいピアノがキラキラしていました。

カーニバル感が増して、一日を明るくしてくれるような作品になっていますので、是非他の曲もチェックしてみてくださいね。

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うちの近所のバラ園が満開を迎えておりまして、薔薇のいい香りが風に乗って家のテラスまで届いております。

穏やかに気持ちよく一日が始まろうとしていたんですが、私のiPhoneがトイレにぽちゃんと水没してしまいまして、

ここ数日大変な日々を過ごしておりました。

失って初めてわかる大切さじゃないですけど、連絡帳やメールなどの連絡ツール、それからメモの類いを私はクラウドにバックアップしていなくてすごい大変でした。

結局、何とか新しいiPhoneで復活しておりますが、生きていたら、色んな困難にぶち当たります。

その壁が大きければ大きいほど、諦めちゃうことが多いと思うんですけど、壁を小さく分割してスモールステップで一つ一つクリアしていくっていうことが大切だなぁというふうに思っています。

5/17は壊れてしまった夢をもう一度掴みにいきたいと進み出す、そんな主人公の姿を書いた私の曲「スピードスター」をお送りしました。

この曲は今年、コロナ禍の閉店から見事復活したライブハウス、神楽坂天窓での2月のライブで初披露させていただきました。

私も長らくソロでのライブ活動をお休みしていたんですけれども、少しずつ前に進みたいと思っています^^

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ゴールデンウィークは皆さん楽しまれましたでしょうか。

遊び疲れ出てませんか。

私は普段通り過ごしておりましたが、街なかやお店はどこも賑わっていましたね。

その時の話なんですが、某有名輸入食品店で、棚に並ぶお菓子を選んでいたら隣にとってもお上品なおばあさまがいらっしゃって、

私に、「申し訳ないんですけどあの上のお菓子とっていただけませんか」っておっしゃられたんで、とって差し上げたら、

「まあ、なんて背が高いんでしょう!今日は本当に運がいいわ」って、すごい喜んでくださったんです。(驚)

私まで素敵な気分にさせていただきました。

私身長高い方でして、ラジオのリスナーさんはイメージと違ったなんてこともあるかもですね^^;

今回は意外な一面を持つ主人公が登場する私の歌で、古風で、なんだかいけてない彼、でもそんなところが素敵だなと思っている主人公を書いた曲、「クラシック」をお送りしました。

この歌に出てくる街、京都、私は学生の頃から6年間ほど住んでいましたが、現代の姿と歴史の教科書に出てくるような建物やその時代の雰囲気が一緒くたになったとてもユニークな街です。

日本中世界中を見てみても、おんなじようなところはないですよね。

この歌では冬から始まって春夏秋と京都の観光地を歌詞に書いていますが、

これからの季節ですと、南禅寺の青々としたもみじを見て、円山公園を散策して、鴨川の床でお食事っというのもオススメルートです^^

ちなみに学生の頃、先斗町の床のあるお店でバイトしていました^^;

是非京都観光の参考にしてみてください。

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5/3はアメリカのロック&ポップスバンド、スパークスが手がけたミュージカル映画をご紹介。

スパークスは1970年にロン・メイルとラッセル・メイルの兄弟で結成された活動歴の長いバンド。ジャンルは~バロックポップといった多岐に渡るユニークなスタイルで
まさにスパークスサウンドと呼ばれています。

そんな彼らが原案と制作を担当したミュージカル映画が2021年の「アネット」です。

主演のアダム・ドライバーとマリオン・コーティアルが演じる主人公の娘の名前がアネットなんですが、なぜかこのアネットがずっと人形の姿で話が進んでいくんです。

もちろん最後にはその理由もわかるんですが、この映画、ほとんどのセリフが歌によって進められていきます。

歌になることで、世界観が主人公たちの心の深い部分を映し出す幻想的ものになっていて、面白かったです。

映画冒頭で歌われ、スパークス自身も出演しているシーンから、

映画「アネット」より「so may we start」お送りしました。

スパークスらしいバロックポップの音楽は、映画の世界観をある意味不気味に、でも美しくしていて、一枚のアルバムを聴いたように感じました。

それもそのはずで、もともとスパークスはオリジナルスタジオアルバムとして「アネット」を構想していたそうなんですが、この映画の監督、レオン・カラックスとの出会いがきっかけで映画アネットのプロジェクトが進んだというわけなんです。

スパークスの新たな一面を知れる作品です。

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先週は平均年齢79歳という高坂学園生涯大学にて今年2度目の講義をやらせていただきました。

2度目といっても前回と違うクラスでの授業でしたので学生さんの雰囲気が違って新鮮でした。

講義では軽く体操と発声練習をして何曲か歌っていくという内容なんですが、事前に学生さん達からいただいたリクエスト曲も歌ったので、皆さん楽しんで取り組んでくださいました。

そしてその後に学生さんから感想もいただきましてとても嬉しい時間となりました。

その感想の1つに、家ではほとんど話をしないので大学に来て今日はみんなと話せたし、歌もほとんど歌う機会がないので歌えて良かったですと言うふうにありました。

お仕事を引退されたり、一人暮らしだったりするとなかなか話す相手に困りますよね。

大学で友人とコミニケーションをとることで心が前向きになって身体が元気になる、あぁこの大学の大きな役割の1つなんだなというふうに感じました。

今日は大学生を主人公にした私の曲、「リケジョシツレンレポート」をお送りしました。

主人公は理系女子なんですが、学校で実験をしながら感じている切ない気持ちを歌っています。

私自身がもともと理系の大学を出てそこから音楽の勉強をして今に至っているわけなんですが、いつでも勉強は年齢に関係なくできるものだと思っています。

人生において学びもありそして友人との楽しいおしゃべりもありというのは元気であることの秘訣かもしれませんね。