FM高知 樹奈のMusic Library
7/18の放送では1950年代から70年代にかけて活躍したアメリカのジャズ・シンガーであり、ピアニストのブロッサム・ディアリーをご紹介しました。
フランス・パリでの活動暦も長く、ヨーロッパ的なエッセンスが入っていて、コケティッシュな魅力をもったシンガーです。
可愛らしい声がよく注目されますが、元々クラブでカクテル・ピアニストとして活動していたという彼女の弾き語りスタイルは、
ピアノも歌も技巧派だと思います。
今日はミシェル・ルグランの作曲で、作詞家のジョニー・マーサーが、
友人のだったブロッサムのために歌詞をかいたというナンバー
ブロッサム・ディアリーで「Once upon a summertime」
お送りしました。
ブロッサムは、ソロボーカリストとして本格的に活動する以前は、ジャズ楽団のコーラスグループや
ミシェル・ルグランの姉であるクリスチャンヌ・ルグランらと結成した、
男女混声ハーモニーグループ「ブルー・スターズ」としても活躍していました。
彼女の歌はほとんどが短い曲ですが、ジャズのエッセンスで満ちていて、リラックスしたいときにおすすめです。
Posted on: 2020年7月18日juna-wordp