樹奈のMusic Library

樹奈もMusic Library FM高知

7/3の放送ではオーストラリア出身の女性シンガー兼ピアニストであるサラ・マッケンジーのナンバーをご紹介しました。

以前に番組でご紹介した、ジャズシンガーのサラ・ガザレク、そしてシンガー・ソング・ライターのサラ・マクラクランに続き、今回も実力派のサラ先生から、最高の音楽を届けていただきました。

 

透明な声質と、モダンで軽快なジャズピアノを弾き語るスタイルで、

オーストラリアのパースにある音楽院から、アメリカのバークリー音楽大学を経て、

2015年に世界デビューしました。

2017年のアルバムから、オリジナル曲のソングライティングや、アレンジは自身ですべてを手掛けたという本作。

オーストラリアからアメリカ、そしてヨーロッパの旅が詰まった選曲になっていて、とてもお洒落に仕上がっています。

彼女が大学卒業後に移住したパリの町を歌ったナンバー、

サラ・マッケンジーで、「Paris In The Rain」

をお送りしました。

雨音を連想させてくれるピアノの音を聴いていると、雨の日の午後に、心躍るような気持ちで、パリの街を歩く姿が浮かんできました。

昔からの伝統的なジャズやスイングジャズが、今の時代に、サラテイストで蘇った感じで、とても心地良いナンバーでした。

 

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6/26の放送は私の曲「未来ドライブ」を聴いていただきました。

この曲は株式会社キミノミライという人材派遣をされている会社さんのイメージソングとして使っていただいている曲です 。

これから就職したい、これから夢を叶えたい、何か一歩踏み出したいと思っている若い世代の皆さんにむけて書いたメッセージソングです。ワクチン接種も少しずつ進んできて、やっとトンネルの向こうに小さな光が見えてきたかなと思います。

私も本番が中止や延期になって時間の流れ方が変わりましたが、改めて自分と向き合える機会になっていて、無駄な時間ではないなと思っています。

きっとこの先明るい明日がくると信じて、どうか若い世代の方達には夢を持つことを忘れずにいて欲しいなと願っています。

 

この曲はオンライン天窓の公式チャンネルでライブバージョンを配信していただいております。

是非覗いてみてください^^

 

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6/19の放送では私のお気に入りミュージカル映画、1996年の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』をピックアップしてみました。
俳優で監督のウディ・アレンの初のミュージカル映画で、
ジュリア・ロバーツ、ゴールディ・ホーン、ドリュー・バリモア、エドワード・ノートン、若かりしナタリー・ポートマンという豪華キャスト、しかも歌うのですから驚きです。
作品としてはミュージカル黄金期のような華麗でキラキラした雰囲気はないものの、
俳優さんたちが自然体で歌い出し、小劇場のような素朴さを感じられて、とても心地良い作品です。
音楽は往年のミュージカルナンバーやスタンダードから選曲されていて、
そこも映画全体がレトロ風に、可愛く、仕上がっているポイントです。
エドワード・ノートンが歌うロマンティックなナンバー「My baby just cares for me」をお送りしました。
音楽のアレンジは、70年代からアレン監督の作品のサントラを担当しているディック・ハイマンです。
彼はビッグ・バンドの専属ピアニストとしてスウィングジャズ時代の後期を経験してきた人物であり、
アーリー・ジャズ愛好家のアレン監督には欠かせない存在なのです。
楽観的なのですが、登場人物がみんな一生懸命に生きている姿を描いているので、
とても明るくなれる作品、おすすめです。

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今回は私の曲、信じることで困難な状況にあっても希望が見えてくるというテーマで書いた曲。

樹奈で「翼を広げて」を聴いていただきました。

一人の力や願いはとても小さなものかもしれませんが、たくさんの同じ思いが集まれば、

明日へと羽ばたく翼となるかもしれません。そんな願いを込めて作った歌です。

信じること、そんなに簡単なことではないですが、

新しい道を切り開いていく時や立ち上がりたい時、その心が力をくれると思います。

この世界的な危機に向かってたくさんの人が同じ希望を持って進んでいることを感じています。

希望を持てる日々でありますよう、願っています。

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今日は77年公開の実写とアニメの合成による、ディズニーのミュージカル映画『ピートとドラゴン』をピックアップしました。

この作品は私の母が小さい頃に映画館で見たという話をだいぶ前から聞いていて、

いつか見てみたいと思っていたところ、最近配信で念願かなって見ることができたのですが、イメージ以上にドラゴンが可愛いおじさん顔で親しみ深い作品でした。

全編に渡ってアニメのドラゴンが出てきて、その映像は面白く、

音楽は軽快で可愛らしいナンバーが揃っています。

主演は70年代の「I Am Woman」などのヒット曲で知られる、オーストラリア出身のシンガー、ヘレン・レディです。

優しい歌声で歌う美しい一曲

映画『ピートとドラゴン』サウンドトラックより、ヘレン・レディで「CANDLE OF WATER」

お送りしました。

タイトルの「CANDLE OF WATER」は水辺のろうそくという意味で、

「わたしが水辺のろうそくになってあげる」、と大切な人のそばで優しく寄り添うような素敵な歌詞です。絶望の淵にある時にこそ希望を持たなくてはなかなか前に進めないと思います。

きっと道は開けるから諦めないで、とそっと導いてくれる素敵なミュージカル作品です。おすすめです。

 

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5/29の放送では私の曲、樹奈で「HOPE」をお送りしました。

この曲はこれまでにずっと参加させていただいている癌撲滅の為のチャリティ活動であるリレーフォーライフの命のリレーという言葉をテーマにした歌です。

辛く悲しみに暮れる日々でも希望を持ってどうにか歩みたいという願いを込めた曲です。

そしてそんな時、手を取り合ってくれる人が必ずいるということを書きました。

東京都も緊急事態宣言が延長となり、私が予定していた本番も延期になってしまったのですが、

それならそれで何か企画をして、新しい目標という希望を持って、心折れることなく進んで行きたいなと思っています。

もちろん私一人でやっていることではなくて、励まし合ってくれる仲間がいるから、こういう気持ちになれるというのもあって今回この曲を選びました。

You Tubeでもらいぶバージョンが聴けるようになっているので是非聴いてみてください^^

 

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5/22の放送では90年代を代表するカナダ出身のシンガー・ソング・ライター、サラ・マクラクラン Sarah McLachlan のナンバーをお送りしました。
幼少時からピアノやギター、クラシックの声楽を学んでいる彼女の音世界は、シンプルで美しい曲調なのに、詞の内容は社会や人間へ真剣な言葉で綴られたリアルなメッセージが込められていて、
聴けば聴くほどこの深い魅力にハマっていくシンガーです。
ドラッグでこの世を去っていった仲間たちへ、祈りを込めて歌っている曲です。彼女自身が弾いているピアノも素晴らしい一曲
サラ・マクラクランで「Angel」をお送りしました
この曲は名盤と言われ人気の高いアルバム97年の「Surfaceing」に収録されています。
そしてメグ・ライアンが出演していた映画『シティ・オブ・エンジェル』の挿入歌としても使われていまして、曲の内容をじっくり知ってから、歌が流れるシーンを見ると切なさ倍増でした。

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今回は月あかりの神秘的な景色を、大切な人との時間に重ねて書いた私の曲を聴いていただきました。

この時間が永遠であって欲しいと願う一方で、そうではないとわかっている焦燥感なども表現してみました。

ギターデュオで録音したバージョンの樹奈で「琥珀の月」でした。

この曲はサビの途中で少し転調する部分があって、そこのところをよく質問される曲です^^;

イントロなしに「琥珀の月夜は」という部分は、

夜、目をそっと覚ました時に見える静かな月明かりの様子を書きたくて意識的にこうしました。

そんな雰囲気が伝わると嬉しいです。

視聴版が聴けますので、是非チェックしてみてください♪

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5/8の放送では私のお気に入りミュージカル映画、53年の「キス・ミー・ケイト」をピックアップしてみました。

主演はミュージカル映画「ショウ・ボート」でも共演していたキャスリン・グレイソンとハワード・キール、この二人が再びタッグを組んでコメディタッチのストーリーで楽しませてくれます。

ダンスシーンではアン・ミラーと振付師のボブ・フォッシーが出てきて、躍動感たっぷりなシーンが多く、ミュージカル映画黄金時代のダンスが好きな方にはおすすめの映画です。

何といっても音楽がコール・ポーターが担当しているところがお勧め。

シーンにマッチしていて印象的な美しく軽快なナンバー揃っています。

2019年のブロードウェイ・キャストのレコーディングから「So in Love」をお送りしました。

この曲はピアノ協奏曲としてアレンジされたバージョンが、淀川長治さんがMCを務めた「日曜洋画劇場」のテーマとして使われていましたので、

その世代の方はとても懐かしいメロディではないかなと思います。

コール・ポーターの歌が詰まったミュージカル「キス・ミー・ケイト」おすすめです!

 

 

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4/24の放送ではサンパウロの洗練された音楽を奏でる新しい作曲家たちという意味のノーヴォス・コンポジトーレスのシーンを牽引するダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートの新作をお送りしました。

ヴォーカルのダニ・グルジェルをはじめ、母であるデボラ・グルジェルの柔らかでキレのあるピアノ、ダニの夫であるチアゴ・ハベーロのドラムに、シヂエル・ヴィエイラのベースと、四人からなるファミリー・バンドです。

一体感ある演奏は、年月を重ねるごとに奥深く進化し、オリジナリティを確立していると感じます。

現代のブラジルを代表するのアコーディオン奏者、メストリーニョとのエモーショナルなコラボレーションナンバー

ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートで、「meu amigo filó」

をお送りしました。

投稿が遅れてしまい申し訳ありませんでした!