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樹奈のMusic Library FM高知

突然ですが、北欧スウェーデン発のアーティストといえば誰が思い浮かびますか?私はまずはアバが出てきます。

他にカーディガンズやメイヤなど、日本人の琴線に触れるようなメロディメイカーが多いですね。

ビルエバンスの「ワルツフォーデビー」をスウェーデン語で歌ったモニカ・ゼタールンドも有名ですね。

4/29はそんなスウェーデンで今注目されているジャズシンガー、イザベラ・ラングレンをご紹介します。

18歳でN.Y.のニュースクールに入学し、帰国後の2012年にアルバム・デビューを果たした今北欧を代表する旬の歌姫です。

新緑の香りや小鳥のさえずりといった春の風景にぴったりのナンバー、イザベラ・ラングレンで「The sound of music」お送りしました。

どこかノスタルジックな雰囲気が漂う歌声で癒されますね。

弦楽四重奏を加えてのセッションがとても心地よくて、独自にアレンジされているところも聞きどころです。

このナンバーはタイトルどおり、サウンドオブミュージックの主題歌ですが、収録アルバム「Look for the SilverLining」には他にも「climb every mountain 」、「雨に歌えば」、映画『街の灯』のためにチャップリンが書いた「スマイル」など映画音楽から多数選曲されていて、

”元気を出そう”がテーマで作られたそうです。

疲れを癒す一枚としておすすめです。

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最近は日が昇る時間が早くなって朝の空気が爽やかですね。朝、散歩に出かけていると元気いっぱいの小学生たちとよく出くわします。

大きなランドセルにはたくさんの夢が詰まってるんだなぁと感じます。

そういう自分は、毎日が、あっという間に過ぎていく日々を過ごす大人になったなぁと感じてしまいます。

そんな時にランドセルの集団を見かけると、たとえ小さくても歩みをまたひとつ進めたいと前向きな気持ちになるんです。

4/22は、どんな状況に陥ったとしても立ち止まることなく進み続けてほしいというメッセージを込めて作った私の曲「光へ」お送りしました。

先週地元の友人と3年ぶり会ったのですが、あまりにも久々なことにお互いびっくりしてしまいました。

コロナ禍で時が止まっていたような感覚があったのですが、振り返ってみるとどんな時でも私たちなりに一歩ずつ進んできたからこそ、

今笑顔で再開できたのかなと思います。

まだまだ不安定な世界情勢ではありますが、歩みを止めることなく進み続けたいと思います。

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4/15はディズニーのミュージカル映画、2022年の「魔法にかけられて2」をピックアップしてみました。

「アラジン」や「美女と野獣」のアラン・メンケンと、「ウィキッド」のスティーブン・シュワルツのコンビが15年の時を経て前作に続き再集結してオリジナルソングを書き下ろしました。

現代のニューヨークに迷い込んでしまったおとぎの国のプリンセスの話なので、突然歌い出したりする姿やピュアすぎる性格を面白おかしくしていて笑いが絶えません。

さらに音楽がディズニークラシックスを彷彿させて、パロディも盛りだくさんなのでディズニーファンには嬉しい作品です。

今回はその中から私が最高と思ったヴィランソング、エイミー・アダムス&マーヤ・ルドルフで「Badder」お送りしました。

主演のエイミー・アダムスがまさかのヴィランソングですが、歌声も悪そうになっていて、さすがの演技力、悪役のエイミーもカッコいいです。

そしてもうひとり歌っているのは女優のマーヤ・ルドルフ、歌がうまいので何者なんだと思い調べてみると、

実は「Lovin’ you」で有名のミニー・リパートンの娘なんです。

ラヴィン・ユーの最後にマーヤ、マーヤ♪って歌っているのが聴けるのですが、そのマーヤなんです。

楽しく観ながら、発見もあった作品でした。

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4月は進級、進学の学生さんや新社会人の方にとってはとてもフレッシュな月ですね。

地元を離れて新生活を始める人もいると思いますが、期待に胸を膨らませる一方で、不安もきっとたくさんありますよね。

先日親戚一同で温泉旅行へ行ったのですが、今年から中学生になる子がいて、シャーペン使えるのが嬉しい!と何とも可愛い発言をしている表情が希望に満ちていてとても嬉しくなりました。

そんな色んなスタートがある4月ですが、4/8はこれから夢を叶えるために新しい場所でスタートをきる若い世代の人たちへエールを送りたいという気持ちでかいた私の曲「未来ドライブ」をお送りしました。

この曲は上京して転職したいという若者を支援している会社、株式会社キミノミライのテーマソングとして使っていただいています。

私も大好きな故郷を振り切って東京に出てきたんですが、そんな中でも応援してくれる両親や今のプロデューサーさんが陰で支えてくれたおかげで、

何とか自分の道を行けたと思っています。

夢を追いかけている方は孤独な戦いだと思うんですけど、どうか自分を信じてくれる人を大切にして、その道を切り拓いていってほしいなと思います。

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4/1 はLAを拠点に活動するシンガーソングライターでありドラマー、マルチ・プレイヤーでもあるLouis Coleのナンバーをご紹介しました。
ライブでは1人でシンセで楽曲の輪郭をつくり、ドラムスで色を付け足していくパフォーマンスを見せてくれますが
圧倒的なドラムスのうまさと特徴的なハーモニー、キャッチーなメロディに心がもっていかれます。
彼はYouTube にたくさん面白い動画をアップしていて、例えば誰かの家にたくさんのホーンセクションのプレイヤーを招いたビッグバンドのセッションを披露したり、
謎の衣装でクネクネのダンスを披露していたりと、独特な世界観と音楽性は今の若いアーティストにたくさん影響を与えています。
昨年リリースされたアルバム『Quality Over Opinion』からルイス・コールで「Park your car on your face」お送りしました。
ジャズのアンダーグラウンドがある、アグレッシブなエレクトロ・ミュージックといった感じですね。
影響を受けた音楽の中に、ゲームのスーパーマリオカートと言っているのも、その世代だった自分にとっては、嬉しいところです。
さらに彼は過去に2枚、アルバムでビッグバンドの音源を発表しています。
この曲のバックに聴こえてくるホーンセクションもその流れだと思いますが、タイトなリズムとビッグバンドのエネルギッシュな音が絶妙なバランスです。
細かいところにアイディアが詰め込まれ、とても刺激的な作品でした。

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ついにマスク着用が個人の判断に委ねられるようになり、長く続いたマスク生活から解放されますが、顔が見えることで色んな変化がありそうですね。
女性のコスメ部門では口紅がとても売れているそうです。
春はやっぱり可愛いルージュでお出かけしたいですよね。女性のメイクが変わることで街が一層華やかになりそうで嬉しいですね。
というわけで3/25はルージュをテーマに新しい自分になろうと頑張る前向きな主人公を応援したい気持ちで書いた私の曲「きらめきルージュ」お送りしました。
気持ちの切り替えがうまい人、そうでない人といますが、
私はどちらかというとそんなに上手じゃないので、メイクや髪型を変えたり、新しい場所に出かけたり、外からの刺激に手伝ってもらわないとダメなタイプです。
マスクをとること、これって結構刺激になるんじゃないかなと思います。
なんせ女性だったらメイクも適当ではいけないかもって思うかもしれませんしね。
このひとつの変化で気持ちが良い方向に向かうといいなと思います
みなさんがこの春明るいスタートをきれることを願っています。

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3/18は私のおすすめミュージカル映画2022年の「13ザミュージカル」をピックアップしてみました。
タイトルの13という文字通り、13歳の子どもたちが主人公で、若いエネルギーに満ちていて楽曲もとてもポップで楽しい作品です
元々はブロードウェイで上演された舞台で、舞台版ではキャストが全てティーネイジャーで構成された作品として知られていて、
学校の演劇なんかでも人気演目だそうで、これから日本でもやってみたいという学校が増えたらいいなと思います。
楽曲は3度のトニー賞を受賞しているジェイソン・ロバート・ブラウン、以前番組でご紹介した「ラスト5イヤーズ」も手がけていて、
ポップロックな曲調が特徴です。
今回は映画の中でも特にエネルギッシュなナンバー「opportunity 」お送りしました。
13歳といえば、ちょうど中学に上がる年齢ということで大きな環境の変化があって、新しい自分を発見する時期でもありますね。
映画では13歳ならではの友情や恋の悩みを乗り越えていくストーリーでしたが、大人が見ていてもフレッシュな気持ちを思い出させてくれて元気が出ました。
きっと年度末ということもあって気持ちを一新して再スタートしたいという意気込みからでしょう!
転職、進学など、変化がある方もない方も、是非若々しいエネルギーをもらって原動力にしてもらえたらと思う作品でした。

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東日本大震災から12年。10年以上経った今でも当時のことは鮮明に蘇ってきます。

テレビで見た映像は信じられなかったですし、私は東京にいましたが、騒然としたその時の街を忘れることはできません。

このまま日本はどうなるのだろうと思ったときに、何かできることをしたいと思いました。

3/11は震災の時に、小さな希望も、たくさん集まれば大きな希望に繋がると信じて書いた私の曲「翼を広げて」お送りしました。

この曲を作った後、高知ではフリーライブをイオンモールで月一のペースでやらせてもらい、

オリジナル曲を入れたチャリティーCDの売り上げを復興支援に寄附する活動では、

たくさんの高知の皆さんに応援していただきました。

この曲に込めた、小さな力が大きな翼となるというテーマを皆さんと力を合わせて実現できたと思っています。

月日が経つにつれ、震災を知らない世代も増えてきました。

私は音楽家としてこれからも音楽を言葉にして伝えていかなければいけないなと感じています。

どうかたくさんの方が希望を持って明日へ羽ばたけますように、祈っています。

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先日、ポピュラー音楽の伝説的ソングライターで、編曲家、ピアニスト、音楽プロデューサーであったバート・バカラックの訃報を受けて、

3/4はバカラックのナンバーをお送りしたいと思います。

バカラックときいて、あまり詳しくないという方もいらっしゃると思いますが、

きっとどこかで彼の曲は聴いたことがありますよと言えるほど、たくさんのヒット曲を書き、ポピュラー音楽の歴史に名曲を残しました。

すごいなと思うところ曲数もそうなんですが、独特な変拍子や転調が曲の中にあって、聴けば、あ、これはバカラックだなというふうにわかることですよね。

彼は、ニューヨークのクイーンズで育ち、作詞家のハル・デヴィッドと出会った後、60年代に入ると100曲以上の曲を書き始め、カーペンターズらにヒット曲を提供しました。

特にディオンヌ・ワーウィックとは10年以上にわたりチームを組み、40曲近くがヒットしました。

また、二人は映画音楽も手掛け、B.J.トーマスが歌った「雨にぬれても」は名曲ですね。

彼は作曲家のイメージが強いですが、パフォーマーとしても素晴らしいのです。

今回はバートバカラックの音楽を称えるために、ディオンヌワーウィックやエルビスコステロなどのアーティストによって演奏された1998年のライブトリビュートショーのアルバムからバート・バカラックで「Alfie」お送りしました。

この曲は1966年公開、同名映画のタイトルソングで、ハル・デヴィッドとのコンビ曲です。

でだしの「What’s it all about,Alfie?」生きることの意味ってなんだろうと歌う内容なんですが、

バカラックが私たちに語りかけてくれるようで、バカラック自身の人生を語っているようにも聴こえてきますね。

私は音楽家のひとりとして、この曲のように、心おもむくままに歩いて音楽を愛し続けたバカラックの姿にとても勇気づけられ、感銘を受けました。

バカラックの音楽はこれからもずっと愛されていく名曲ですね。

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この前の22日はネコの日ということでSNSでも愛猫家さんたちのご自慢の写真がたくさんアップされてましたね。

そんな私も猫好きで我が家には黒猫ちゃんがいます。

私は子供の頃からずっと猫を飼うのが夢で、猫が待っている家に帰るのっていいなぁ〜といつも思っていたのですが、

そんな願望が曲を書くときに、歌詞の中の主人公に投影された歌があります。

その子は大学で実験をしたりする理系の学生という設定なのですが、

2/25はそんな私の歌「リケジョシツレンレポート」お送りしました。

実は私自身が理系の大学出身でリケジョだったんですが、この歌の主人公みたいに大人しく真面目そうな感じだったのかというとちょっと違っていて、

その当時から音楽活動を頑張っていたので一度も授業に出ずテストだけ受けたりだとか、実験中に音楽のことずっと考えていたりだとか、結構先生に怒られることしていました。

でももう1人の自分が歌の中で生きているようにも思える歌で、こんなリケジョさんがいるんだなぁと皆さんにも感じてもらえたら嬉しいなと思います。