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樹奈のMusic Library FM高知
ゴールデンウィークは皆さん楽しまれましたでしょうか。
遊び疲れ出てませんか。
私は普段通り過ごしておりましたが、街なかやお店はどこも賑わっていましたね。
その時の話なんですが、某有名輸入食品店で、棚に並ぶお菓子を選んでいたら隣にとってもお上品なおばあさまがいらっしゃって、
私に、「申し訳ないんですけどあの上のお菓子とっていただけませんか」っておっしゃられたんで、とって差し上げたら、
「まあ、なんて背が高いんでしょう!今日は本当に運がいいわ」って、すごい喜んでくださったんです。(驚)
私まで素敵な気分にさせていただきました。
私身長高い方でして、ラジオのリスナーさんはイメージと違ったなんてこともあるかもですね^^;
今回は意外な一面を持つ主人公が登場する私の歌で、古風で、なんだかいけてない彼、でもそんなところが素敵だなと思っている主人公を書いた曲、「クラシック」をお送りしました。
この歌に出てくる街、京都、私は学生の頃から6年間ほど住んでいましたが、現代の姿と歴史の教科書に出てくるような建物やその時代の雰囲気が一緒くたになったとてもユニークな街です。
日本中世界中を見てみても、おんなじようなところはないですよね。
この歌では冬から始まって春夏秋と京都の観光地を歌詞に書いていますが、
これからの季節ですと、南禅寺の青々としたもみじを見て、円山公園を散策して、鴨川の床でお食事っというのもオススメルートです^^
ちなみに学生の頃、先斗町の床のあるお店でバイトしていました^^;
是非京都観光の参考にしてみてください。
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5/3はアメリカのロック&ポップスバンド、スパークスが手がけたミュージカル映画をご紹介。
スパークスは1970年にロン・メイルとラッセル・メイルの兄弟で結成された活動歴の長いバンド。ジャンルは~バロックポップといった多岐に渡るユニークなスタイルで
まさにスパークスサウンドと呼ばれています。
そんな彼らが原案と制作を担当したミュージカル映画が2021年の「アネット」です。
主演のアダム・ドライバーとマリオン・コーティアルが演じる主人公の娘の名前がアネットなんですが、なぜかこのアネットがずっと人形の姿で話が進んでいくんです。
もちろん最後にはその理由もわかるんですが、この映画、ほとんどのセリフが歌によって進められていきます。
歌になることで、世界観が主人公たちの心の深い部分を映し出す幻想的ものになっていて、面白かったです。
映画冒頭で歌われ、スパークス自身も出演しているシーンから、
映画「アネット」より「so may we start」お送りしました。
スパークスらしいバロックポップの音楽は、映画の世界観をある意味不気味に、でも美しくしていて、一枚のアルバムを聴いたように感じました。
それもそのはずで、もともとスパークスはオリジナルスタジオアルバムとして「アネット」を構想していたそうなんですが、この映画の監督、レオン・カラックスとの出会いがきっかけで映画アネットのプロジェクトが進んだというわけなんです。
スパークスの新たな一面を知れる作品です。
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先週は平均年齢79歳という高坂学園生涯大学にて今年2度目の講義をやらせていただきました。
2度目といっても前回と違うクラスでの授業でしたので学生さんの雰囲気が違って新鮮でした。
講義では軽く体操と発声練習をして何曲か歌っていくという内容なんですが、事前に学生さん達からいただいたリクエスト曲も歌ったので、皆さん楽しんで取り組んでくださいました。
そしてその後に学生さんから感想もいただきましてとても嬉しい時間となりました。
その感想の1つに、家ではほとんど話をしないので大学に来て今日はみんなと話せたし、歌もほとんど歌う機会がないので歌えて良かったですと言うふうにありました。
お仕事を引退されたり、一人暮らしだったりするとなかなか話す相手に困りますよね。
大学で友人とコミニケーションをとることで心が前向きになって身体が元気になる、あぁこの大学の大きな役割の1つなんだなというふうに感じました。
今日は大学生を主人公にした私の曲、「リケジョシツレンレポート」をお送りしました。
主人公は理系女子なんですが、学校で実験をしながら感じている切ない気持ちを歌っています。
私自身がもともと理系の大学を出てそこから音楽の勉強をして今に至っているわけなんですが、いつでも勉強は年齢に関係なくできるものだと思っています。
人生において学びもありそして友人との楽しいおしゃべりもありというのは元気であることの秘訣かもしれませんね。
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桜の花が散り出したなあと思っていたら、入れ替わるように、近所の大通りに植えられているハナミズキが一気に咲き出しました。
通り一面が白とピンクの花でキラキラしていて溢れんばかりのエネルギーを感じながら、春を満喫しております。
4/19は心が躍るようなエンタメを届けてくれているアメリカのインディーロックバンド、ok go をご紹介。
1999年に結成された4人組のバンドで、セカンドアルバム収録の「ヒアイットゴウズアゲイン」のミュージックビデオで2007年度のグラミー賞を受賞。彼らのミュージックビデオはワクワクさせてくれる仕掛けやアイデアが詰まっていて、とても注目されています。
先日YouTubeで公開されたビデオは、バンドメンバーと、29体のロボット、60枚以上の鏡が複雑な振り付けをして、万華鏡のような世界を見せてくれているのですが、それをなんとワンテイクで撮影しているというビデオなんです。
ok go「Love」お送りしました。
このナンバーは、10年ぶりとなる5枚目のニューアルバム「And the Adjacent Possible」に収録されています。
グルーヴがファンキーで踊りたくなりますね。
サビのLove!のところのハモりに不思議な広がりを感じて、とても印象的でした。
音楽から感じ取ったイメージがビデオをみてどう広がるのかというのもOk Goの作品の楽しみどころかなと思います。是非ミュージックビデオもチェックしてみてくださいね。
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皆さんはカウンセリングという言葉、どのくらい身近にありますでしょうか。私の友人で心理カウンセラーの資格を取った方がいて、先日ランチに行った時にいろいろ話を聞いて、自分にとって実は必要なことかもしれないと思うくらい、とても興味深かったんですね。
日本では、欧米に比べてカウンセリングというのはまだそこまで浸透していないそうです。
なのでもしかしたら心がモヤモヤしたまま生活してる方、多いんじゃないでしょうか。
例えば、職場での人間関係の悩みや怒りだったり、私無視されてるかもしれないというような孤独感や悲しみに心が支配されている時は、物事の捉え方を見直すことで怒りや悲しみの熱をぐっと下げて冷静にしてくれるという方法があるんですね。
これすごく効果があってあっという間に私は心が軽くなりました。
自分の気持ちに気づくというのが悩み解決の最初のステップなんですね。
4/12は、心の話だったので、葛藤の気持ちを書いた私の曲
繰り返しのような日々の中、模索して、道を選んで、昨日の自分をこえていきたいと頑張る主人公を歌った
「リフレイン」お送りしました。
心の中って意外と散らかっていて、足の踏み場がなくなればなくなるほど、気持ちがいっぱいいっぱいになってるんです。
それを丁寧に箱に詰めていくと、意外とまだスペースあったという感じで、気持ちが軽くなる気がします。
美容室に行く感覚じゃないですが、気軽にカウンセリングにも訪ねてみてもいいかなあと私は思いました。
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新年度になり新しい変化があった方はまだまだ落ち着かない日々だと思いますが、始まってみると、意外と始まる前までの不安は払拭されてくるんじゃないでしょうか。
私も同じく新年度変化があるのですが、もうここまで来たら腹を据えて前に進むしかないという気持ちになっています。
4/5は勇気を与えてくれるミュージカル映画「wicked ふたりの魔女」ご紹介しました。
「オズの魔法使い」に登場する正反対な2人の魔女の友情を描く、スティーヴン・シュワルツとホルツマンによる舞台ミュージカルの映画化作品です。今回、エルファバ役をシンシア・エリヴォ、グリンダ役をアリアナ・グランデが演じるという豪華さ。
今、日本で公開中ということで、私も先日見に行ってきたんですが、オープニングの歌が始まって早々涙が溢れて感激の嵐でした。
アリアナの、この映画のために訓練したというオペラ的歌唱は素晴らしく、シンシアの圧倒的なパフォーマンスに驚きました。
シンシア・エリヴォ フィーチャリング アリアナ・グランデで「Defying Gravity 」をお送りしました。
シンシア・エリヴォはロンドン出身で、ブロードウェイミュージカル「カラーパープル」に主演し、グラミー賞、トニー賞を受賞していて、この曲でも本当に圧巻のパフォーマンスです。
defying gravity とは重力に逆らって、という意味なのですが、その重力とは、絶対的な権力や社会からの重圧、そして弱気な自分自身ということなんです。
重力をものともせず自由に飛び立つという強い意志が歌われているんですね。
今回の作品は、二部作の前編で後編は秋頃公開予定ですが、間違いなく壮大な内容になってるんじゃないかと期待しています。
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ついに桜の開花宣言が高知で発表されて、本格的に春になりました。
今年も高知が全国で最も早い開花となったということで、高知の暖かい春をたくさんの方に知っていただける機会になって、本当嬉しいですね。
今週は気温もぐんぐんと上がりまして、ダウンジャケットからいきなりリネンのシャツ1枚に衣替えして過ごしておりました。
そして、久々に私、ルージュを新しく買いました。
やっぱり新しい色にすると表情が変わって、心機一転、心も華やかになるなと感じました。
というわけで3/29はルージュをテーマに書いた私の曲で。新しい服を着たりメイクをしたりして前向きに頑張っている姿、その裏に隠れるちょっぴり切ない気持ちを書いた「きらめきルージュ」お送りしました。
3月は梅が咲いたかと思えば雪が降ったりして、遠くからやってくる春の足音を静かに聴きながら過ごした気がしますが、サクラが咲くと一気に春になりますね。
年度の変わり目でもありますから、不安や期待、そして何か始めたいという前向きさの裏にある焦りなど、いろんな気持ちが入り混じる季節でもあります。
どうか皆さん、頑張りすぎず力抜いて、新しい春を迎えてくださいね。
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今週は、東京で、春分の日の前日に大雪になりました。みなさんの地域では大丈夫でしたでしょうか。
雪を被りながら梅の花が咲いていました。
よく冬と春のせめぎ合いと言いますが、私には仲良く共演しているようにも見えて、
とてもユニークで、美しいオーケストラを聴いたような感覚になりました。
3/22はみなさんにおすすめの音楽映画2023年の「マエストロ」をご紹介しました。
世界的指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインと女優でピアニストの妻、フェリシアが歩んだ人生をバーンスタインの美しい音楽と共に描いた作品です。
バーンスタインというと数々の名演を残した指揮者としてイメージする方も多いと思いますが、私はミュージカル「ウエストサイドストーリー」の作曲家として最初に知りました。
作品の中では、指揮者としての自分と作曲家としての自分との甲藤や、妻のフェリシタが彼の作曲の素晴らしさを認め背中を押していたことも描かれていました。
今回はそのシーンで流れていた、バーンスタイン作曲のミュージカル「on the town」の一曲
イスラエル・フィルハーモニーオーケストラ& レナード・バーンスタインで「3つの舞踏エピソード:第3曲:タイムズ・スクエア」お送りしました。
私からすると神のような存在のバーンスタインなんですが、彼が妻と歩んだ紆余曲折の日々や、人物像に寄り添うことで、人間らしさが伝わってきて、今までより生々しい部分を彼の作品から感じられるような変化があって、いい映画を見たなと思いました。おすすめです。
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皆さんの中にはペットを飼っている方もいらっしゃると思いますが、うちには猫ちゃんがいまして、この間1年に1度の健診に連れて行ってきました。
日ごろから、要求してきたり甘えてきたりいろんなことを伝えてくれますけれども言葉がない分、健康には特に気をつけています。
今回は猫ちゃんを飼っている方にはぜひ参考にしていただきたい本をご紹介したいと思います。
KADOKAWAから先月発売された「ツンツン猫をデレデレにする方法」です。
著者は、インスタライブなどを通じてたくさんの飼い主さんと情報を共有して寄り添ってくれているねこ先生こと、獣医師の根来沙弥先生です。
実は私のいとこでして、小さい頃よく遊んだ妹のような存在なんですけれども、とても優しい先生です。
この本を読んで、どんな環境にしてあげれば幸せになるのかっていうことも考えるんですけども、
それ以上に大切な家族と過ごす今この瞬間をしっかり心に刻んで生きていきたいなあとしみじみ感じさせてくれる内容でした。
3/15はそんな何気ない毎日を大切に過ごしたいという私の素直な気持ちを書いた私の曲「幸せという日々」をお送りしました。
ラジオの準備をしている時も、うちの猫ちゃんは手元のキーボードに乗ってきたり遊びを要求してきたり、
ほんとにちょっと待ってって言いたくなるんですけども、これは今とても幸せな瞬間なんだよということを、忙しさに流されて、見過ごしてしまわないようにしたいなと思います。
是非猫好きの方は、根来沙耶先生の著書「ツンツン猫をデレデレにする方法」手にとってみてみてくださいね。
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先週の日曜は半袖の人もいるくらい暖かかったのに、次の日から一変して真冬になりましたね。
雪の地域も多かったみたいですが、みなさんは通勤通学大丈夫だったでしょうか?
季節をおおまたぎで行ったり来たりしましたが、近所の梅は一気に8分咲きくらいになっていて、春は確実に近づいているようですね。
3月になると、来年度に向けての準備でバタバタしている方も多いと思います。
新たな場所や街での生活を想像すると期待と不安が入り混じりますよね。私も4月から日々のルーティンが大きく変わる予定で、やっぱり不安になっています。
この不安を解消したいなぁと思いまして、来年度からの一週間の動きをざっと書き出してシュミレーションしてみました。
するとできることとできないことがはっきりして、なんとか頑張れそうかなと感じています。
3/8の放送は新たに離れた街や場所で、がんばっていこうという皆さんへ、エールの気持ちを込めて書いた私の曲「未来ドライブ」をお送りしました。
勢いよくアクセルを踏み込んで出たものの、思ってた状況と違って上手くできなかったり心折れそうになることも絶対あると思います。
その時は迷わずブレーキを踏んで路肩に車を停めて、気の許せる相手にでも連絡とってみるとか、引き返すとか、全然いいと思うんですよね。
もし身近な人がそんな状況になっていたらゆっくり寄り添ってあげたいですし、進むことだけじゃなく一旦立ち止まることも、とても意味があるんだと私は思っています。