Author: juna-wordp

樹奈のMusic LibraryFM高知


10/7はブラジルのサンパウロを中心とした音楽の新たな潮流を牽引するバンド、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートの最新リリースアルバムをご紹介。

ヴォーカルのダニ・グルジェルとピアノのデボラ・グルジェルの母娘を中心に、ドラムスのチアゴ・ハベーロとベースのシヂェル・ヴィエイラの二名を加えたカルテット・バンドとしてデビューしたのが2013年。

そこから10年の間にリリースされた7枚のアルバムから代表する名曲を選りすぐり、改めてスタジオでライブ録音されたベストアルバムです。ゲストにトランペット、フルート、ギター、トロンボーン、アコーディオンといった
現在ブラジルで最も才能のあるミュージシャンを迎えています。

フルート奏者のMaiara Moraisをフィーチャーしたナンバー、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートで「Tres Luas」お送りしました。

世の中には母と娘でお仕事している方も結構多いと思うんですが、親子でしか生まれない安心感ってあると思います。

このバンドからは、母を想う気持ちや娘を想う気持ちが音楽の中に溶け込んで温かい波長として感じられるんですよね。

このアルバムは、まるでグルジェル家のお食事会に招かれて、一家自慢のお料理コースを食べるんですけど、今回特別に熟成ソースでアレンジしましたっていうものだったり、彩り鮮やかな食材を増やしましたといったような、特別感があって、アットホームで美味しくいただける作品でした。

樹奈のMusic Library FM高知

この間、夜になるととても涼しくなっていたので窓を開けて過ごしたのですが、その時に久しぶりに夜空を見上げたなという風に思いました。

秋になるとお月見と言いますが、夜風にあたりながら過ごしたくなる季節がやっとやってきてくれたんですね。

濡れ縁に腰掛けて、その日はビールを一杯飲んで、ほんのひと時のリラックスタイムをすごすことができました。

昨夜は中秋の名月だったそうです。9/30は月にちなんで、私の月の曲「琥珀の月」をお送りしました。

神秘的に光る月のはかり知れない大きさを愛に例えて歌った曲です。

 

樹奈のMusic Library FM高知

9/23はこの夏話題だった映画、実写版「リトルマーメイド」をピックアップしてみました。

1989年の同タイトル・ディズニーアニメーション映画を実写化したものですが、今回の作品では新たに三曲、新曲が追加されています。

作曲はアニメ版から引き続きアラン・メンケンが務め、作詞はハワード・アシュマン亡き後を、『ハミルトン』や「モアナと伝説の海」などでミュージカル界では引っ張りだこのリン=マニュエル・ミランダが担当しています。

アレンジが全体的にカリブ海地方の歌謡曲であるカリプソ風に変化していて、よりリアルに海の世界を感じることができました。

アリエル役をやったのはシンガーのハリー・ベイリーです。姉とともにクロイ&ハリー・ベイリーというデュオで活動するR&Bアーティストであり、姉妹で俳優としても活躍している方ですが、抜群に可愛らしく、若いパワーに溢れた歌声に圧倒されました。

実写版のために書き下ろされた新曲の中から

ハリー・ベイリーで、「For the first time」お送りしました。

アニメ版でのインスト曲のスコアで今回登場しなかった曲があるのですが、その曲を彷彿させる感じがこの曲にはあって、従来の曲の中にすごく溶け込んでいるんですよね。私はアニメ版を見て育ってきたのでとても好感が持てました。

そして、この曲は初めて人間の世界での生活を体験したアリエルが歌っているのですが、靴やコルセットの中に押し込められながら、私はこんな型にはめられるような窮屈な生活に順応できるのかなと歌っているんですね。

その姿は若い女性が自分自身の手で夢を切り拓きたいという気持ちが表現されていて、今の時代にマッチしていて素敵だなと思いました。

配信での視聴が解禁になっていますので、是非見てみてくださいね。

樹奈のMusic Library FM高知

残暑がまだ厳しいですが、ところどころで秋風を感じる日も多くなってきました。

私の家にはこの時期になると高校の同窓会の案内が届くのですが、今年の案内状にはリスタートと書いてありました。

思い返せばコロナ禍から3年、同窓生とは久々の再会となるわけで、長かったような、あっという間だったような不思議な気持ちです。

みなさんもそれぞれにコロナ後、リスタートをきっているかと思います。

私が友人との再会で感じたのは、みんなコロナでとても疲弊けれど、なんとか立て直そうとしっかり前を向いてるということです。

そんなたくましい姿に背中を押されたような気がしました。9/16は再出発をテーマに書いた私の曲「リスタート」お送りしました。

この曲に出てくる主人公は、2人でリセットボタンを探しているのですが、ちゃんとどこかでリセットはできないこともわかっていて、だからこそ進むしかないんです。

コロナ禍真っ只中のときはふとコロナ禍の前にもどれたらなぁと悲観することもありましたが、最近はウィズコロナとして過ごす日々を少しずつ受け入れられるようになってきたと思います。

まだ収束はしていないですけれども、新たな未来を模索しながら前を向いて歩んでいきたいなと思っています。

樹奈のMusic Library FM高知

9/9は82年のミュージカル映画「ビクター/ビクトリア」をピックアップしてみました。

主演はミュージカルスターのジュリー・アンドリュースなのですが、「女装をする男性歌手」のフリするという役柄で、まるで宝塚のトップスターさんのように美しくかっこいい姿を見せてくれるのに驚きます。

元々は1933年のドイツ映画が軸になっていて、ジュリーの旦那さんで、「ピンクパンサー」シリーズの監督として有名なブレイク・エドワーズが、今回のミュージカル映画として制作し、後に舞台化もされている作品です。

音楽は映画音楽の巨匠、「ティファニーで朝食を」などのヘンリー・マンシーニで、アカデミー作曲賞を受賞しています。

サウンドトラックからジュリー・アンドリュースで「Le Jazz Hot」お送りしました。

この曲は、ドラマ「glee」でもカバーされるなど、数々のアーティストが取り上げています。

この作品ができた当時47歳のジュリーということで、「サウンドオブミュージック」や「メリーポピンズ 」のようにソプラノで歌い上げる彼女とは一味違った、落ち着いた色っぽさを感じる歌ですね。

たくさんカバーされる曲というのは、それだけ表現できる幅があるものなのですね。

さすがジュリー、女優としてもシンガーとしても歳を重ね深みが出ていて、それを感じることができるとても良い作品でした。

樹奈のMusic Library FM高知

9月に入っても、今年は特に残暑が厳しいです。しかもこの時期、急な雨に降られちゃったなんてことも多いですよね。

先日、ある美術館に行ったときは、まさにその状況で、展示を見終わって外に出ようと思ったら突然の雷雨だったんです。

立ち往生する人同士で顔をみあわせたり、中には話しかけてくださる方もいて、なんだか運命共同体な雰囲気を楽しみつつ、結局そこで1時間弱足止めされてしまいました。

でも帰り道で小さな虹を見つけたんです。

予定が狂ってしまったのに、すごいポジティブな気持ちになって帰ったのを覚えています。

9/2は虹にちなんで、虹の向こうにある夢を信じて突き進んでゆくという私の曲「Trust」お送りしました。

この曲は20代に書いた曲なので、あてもない焦燥感だったり、信じることこそが原動力になっているのがわかります

若い人たちは良い意味で無謀なところがあって、それが彼らの武器にもなっているんですよね。

前に高知大学の学生さんに講義でお会いしたときも皆さん進路のことでとても悩んでいらっしゃいましたが、

少しでも興味のあることがあれば若いうちはまず行動してみるというのがいいんじゃないかなと思います。

私もやっぱり年齢を重ねると経験があるので賢く選択しがちなのですが、20代の頃のように夢を信じてまずは一歩踏み出すことを忘れないようにしたいなとおもいます。

 

樹奈のMusic Library FM高知

馴染み深い童謡や子守唄ってありますか?どこで習ったのか覚えてないけれど知っていたり、なんとなく歌ってみたら完璧に歌えちゃったなんてこともありますよね。

私は保育園でのライブを何度か
経験させて頂いているので少し勉強していますが、日本語のものしか知らないんですね。

今日は南米、キューバの有名な子守唄をお送りします。

チリを代表する女性シンガーのフランセスカ・アンカローラの唄と、現代のアルゼンチンで最重要アーティストといわれるカルロス・アギーレのピアノのデュオで、南米版子守唄を集めたアルバムをリリースしているんです。

ジャジーでコンテンポラリーにアレンジされていて大人も優しい気持ちで楽しめる作品です。

8/26はフランセスカ・アンカローラ、カルロス・アギーレ「Drume Negrita」お送りしました。

フランセスカの歌は、とても表情があって寄り添ってくれるような優しい歌ですね。

このアルバムは、ウルグアイ~アルゼンチン~チリ~キューバ~ベネヅェラと南米各国の歌が11曲収録されていますが、これはチリのユニセフの後援のもと、2008年の児童週間のイベントの一環として、新しい世代の子どもたちのために作られた作品だそうです。

歌い継がれている子守唄を、現代のアーティストが今の生きたメッセージを込めて子供たちに届けるというのは素晴らしいですね。

私もアーティストの一人として、新しい世代に何か届けられるような活動をしていきたいなと思える作品でした。

樹奈のMusic Library FM高知

か?よさこい祭りは台風の影響で天気が荒れましたが無事終わって良かったですね。

私もちょうど先週高知へ帰っておりました。高校の頃の友人達と会うのが今回の帰省の最大の目的だったのですが、コロナもあったせいで、仲良しグループ皆んなが揃ったのは4、5年ぶりという久々の再会でした。

みんなそれぞれ住む場所も生活も違いますが、会えば一瞬で学生の頃に戻りますね。

素の自分になれる場所なのだとおもいます。県外に住んでいると自分をリセットしてくれるのはやっぱり故郷だなと感じます。

特に私にとって幼い頃によく遊んだ仁淀川は記憶を辿れる場所であり、疲れた心を癒してくれます。

8/19はそんな仁淀川を歌った私の曲「ミナモノキヲク」お送りしました。

今回の帰省中は台風の接近で川も海も荒れ模様でしたのでなかなか近づけませんでしたが、この歌でも歌っていますが、激しく荒れる自然の姿も、どこか自分を叱ってくれているようで、いつでも待っていてくれる故郷の優しさを感じずにはいられませんでした。やはり地元はリラックスできますね。しっかり自分を見つめ直す時間となったお盆休みでした。

樹奈のMusic library FM高知

8/12はおすすめミュージカル映画、2021年の「シラノ」をピックアップしてみました。

物語の主人公は剣の達人であり、詩を書く才能に恵まれたシラノという男性。彼がある日、目の前に現れた文才のない恋敵に代わって、心に秘めている愛する人にラブレターを代筆するという切ない三角関係ラブストーリーです。

こういうストーリーって本当典型ですが、実はこの映画、元々は1897年、パリ初演を皮切りに、世界中で映画化されている「シラノ・ド・ベルジュラック」という戯曲なのです。

なので、三角関係ラブストーリーの原型ともいえるかもしれません。

しかもシラノ・ド・ベルジュラックという人は実在した人物だそうです。深みもありますよね。

音楽はアメリカを代表するロック・バンド、ザ・ナショナルのブライス・デスナーとアーロン・デスナーの兄弟が担当しています。

非常に繊細なものが多く詩を朗読するような感じで鑑賞できるので、ミュージカルが苦手な方でも、自然に流れるように観れる作品です。

「シラノ」サウンドトラックから「Someone to say」は

シラノの愛する女性ロクサーヌを演じたヘイリー・ベネットが歌います。こんなに歌がお上手な方なんだとこの映画で知ることができ嬉しかったです。

言葉は、その人の本質を現す一つのものと思いますね。面白い人だなとか、優しい人だなと思うのは、やっぱり言葉が伝えてくれるんじゃないかと感じます。

私も歌を書く一人として、言葉の選択は難しいですし、深いなと思います。

同じような意味の言葉でも、ちょっとしたニュアンスの違いで全体のカラーを変えてしまったりします。

この映画を見て、私も生きた言葉、魂のこもった詩を書いて想いを伝えていきたいなと感じました。

 

大崎wiz city演奏

12/6金曜日は大崎ウィズシティにて、

ギター &ヴァイオリンユニットであるmultipleのヴァイオリン坂本尚史くんとピアノのデュオで演奏させていただきました。

坂本くんとはバックバンドのお仕事で何度もご一緒させてもらっていましたが、

デュオは初めてでした。

クリスマスツリーをバックに、

クリスマスソングなど2回、ステージにて演奏させていただきました。

美しいヴァイオリンの音色に癒されながら、楽しいライブでした♪

 

またご一緒できたらいいなぁと思っています。

お聴きいただきました皆様ありがとうございました♪