樹奈のMusic Library FM高知
この時期といえば夏フェス。今回はタイムスリップして、ある伝説の音楽フェスティバル、1969年の夏にNY ハーレムで行われたハーレム・カルチュラル・フェスティバルにスポットをあててみたいと思います。
当時の映像を貴重なインタビュー、そして参加者たちの証言を交えながらドキュメンタリー映画化した2021年「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」を8/23はご紹介しました。
若干19歳の若きスティーヴィー・ワンダー、フィフス・ディメンション、グラディス・ナイト&ピップス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ゴスペルの女王マヘリア・ジャクソン、そしてニーナ・シモンなどなどスターたちのステージは圧巻です。
CDでこの時代のアーティストの作品をたくさん聴いてきましたが、音楽フェスとしてひとつにまとまったものを見ると当時、ブラックミュージック界ではあれもこれも同時期におこっていたのかというのがわかって、非常に興味深かったです。当時、大ヒット中のフィフスディメンションのナンバー
フィフス・ディメンション「Aquarius/Let the sunshine in」をお送りしました。
この映画はアメリカの黒人社会の歴史的な背景も浮き彫りにしていて、当時の観客たちが音楽の力をとても必要としていたということも伝わってきて、改めて音楽の力ってすごいと感じた映画でした。
是非見てみてくださいね。
Posted on: 2025年8月23日juna-wordp