樹奈のMusic Library FM高知

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9/9は82年のミュージカル映画「ビクター/ビクトリア」をピックアップしてみました。

主演はミュージカルスターのジュリー・アンドリュースなのですが、「女装をする男性歌手」のフリするという役柄で、まるで宝塚のトップスターさんのように美しくかっこいい姿を見せてくれるのに驚きます。

元々は1933年のドイツ映画が軸になっていて、ジュリーの旦那さんで、「ピンクパンサー」シリーズの監督として有名なブレイク・エドワーズが、今回のミュージカル映画として制作し、後に舞台化もされている作品です。

音楽は映画音楽の巨匠、「ティファニーで朝食を」などのヘンリー・マンシーニで、アカデミー作曲賞を受賞しています。

サウンドトラックからジュリー・アンドリュースで「Le Jazz Hot」お送りしました。

この曲は、ドラマ「glee」でもカバーされるなど、数々のアーティストが取り上げています。

この作品ができた当時47歳のジュリーということで、「サウンドオブミュージック」や「メリーポピンズ 」のようにソプラノで歌い上げる彼女とは一味違った、落ち着いた色っぽさを感じる歌ですね。

たくさんカバーされる曲というのは、それだけ表現できる幅があるものなのですね。

さすがジュリー、女優としてもシンガーとしても歳を重ね深みが出ていて、それを感じることができるとても良い作品でした。

Posted on: 2025年1月2日juna-wordp

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