樹奈のMusic Library FM高知
5/20はおすすめの映画2021年の『コーダ あいのうた』をピックアップしてみました。
2014年に製作されたフランス映画『エール!』のハリウッドリメイクとなる作品なのですが、アカデミー賞も受賞し、世界中で感動をよんだ作品です。
家族の中でたった独り耳が聞こえる健聴者である少女が「歌うこと」を夢見て、家族と共に困難を乗り越えていくというヒューマンドラマです。
これミュージカルではないのですが、主人公演じる、エミリア・ジョーンズの歌うシーンと選曲のセンスがなかなか良くて、音楽が相乗効果となっていると感じました。
耳の聞こえない家族に手話をつかいながら歌うシーンで流れる一曲。ジョニ・ミッチェルのカバーです。
エミリア・ジョーンズで「both sides now」お送りしました。
この曲はジョニ・ミッチェルの1967年の楽曲で、 人生を二つの立場から振り返っているという歌詞なのですが、
手話で伝えるのですが、歌う人の表情だったり、身振りからわかるリズムだったりが、たとえ歌声が相手に聴こえなくても、想いを伝えることができるんだと感じる印象的な シーンでした。