樹奈のMusic Library FM高知

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5/14はブラジルのシンガーで、ピアニストのタニア・マリアのナンバーをご紹介しました。

81年に発表されたパワフルなナンバーで、アルバム「viva maria」から

タニア・マリア「yatra-ta」お送りしました。

ブラジル音楽、ジャズ・フュージョン、クラシックを融合した曲奏で、弾き語りの演奏スタイルでの、情熱的なピアノとパーカッシブなスキャットは圧巻です。

5才でピアノを弾き始めた彼女は、7才から13才まで正式にクラシック・ピアノを学び、オスカー・ピーターソンに影響を受けてジャズピアノを始めたそうなんです。

早い段階で確実にテクニックを磨いていて、ブラジルを代表するアーティストの一人です。

ピアノソロにユニゾンするスキャットがめちゃくちゃかっこいいです!

ピアノもボーカルもコンガやスルドなどのブラジルのパーカッションのようで、ボーカルの表現の幅広さを感じます。

タニヤはブラジルで音楽活動を始め、’74年にパリへ進出後’80年に渡米しているので、吸収してきた音楽の要素も豊富なのが伺えますが、

やはり生まれ持ったブラジルのリズムを基盤に奏でられているのがルーツを感じられて、かっこいい。

彼女の演奏ではほとんどでこのパワフルなスキャットが聴けます。是非アルバムを通して聴いていただきたいアーティストです。

 

Posted on: 2022年5月31日juna-wordp

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