樹奈のMusic Library FM高知
今日はアメリカの男女4人組バンドで、ジャズ~ソウル、ロックを飲み込んだキュートでポップな音楽性で話題になっている、レイク・ストリート・ダイヴをご紹介しました。
ボストンの名門音楽学校であるニュー・イングランド音楽院の学生時代に出会ったという4人なのですが、
60年代のポップスを愛する気持ちが感じられるヴィンテージなサウンドで、とてもカッコいいです。
メンバーはそれぞれにビートルズやモータウンを意識しているそうで、
「ジョン・レノン・ソングライティング・コンテスト」のジャズ部門で優勝している実力派です。
今年リリースされたアルバム「Obviously」に収録されている
レイク・ストリート・ダイヴで「Hypothecals」をお聴きいただきました。
「Hypothectials」というタイトルは”仮説”という意味で、恋する二人の行方をいろいろ仮説を立てて、うまくいくよう頑張りたいという内容の歌になっています。
この曲はベースのブリジット・カーニーが書いた曲で、
「ジョン・レノン・ソングライティング・コンテスト」で優勝した曲も彼女のソングライティングだそうで
メロディのセンスの良さに圧倒されます!
そして、ヴォーカルのレイチェル・プライスは17歳でソロのジャズ・シンガーとしてデビューしており、
様々な由緒あるジャズ音楽賞を受賞している全米でも注目のシンガーで、
ソロ名義で出しているアルバムを聴いてみると、
オールドスタイルのジャズにリスペクトを感じる素晴らしい歌唱!!
ベーシックにあるジャズがこのレトロポップを作り上げているように感じました。
これからの活躍が楽しみなバンドです。
Posted on: 2021年11月20日juna-wordp