樹奈のMusic Library FM高知
歌劇『カルメン(Carmen)』は、ご存知でしょうか?フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーによる全4幕のオペラで、「ハバネラ」や「闘牛士の歌」はきっとどこかで耳にしたことがある名曲です。このオペラを基にしたミュージカルがあるんですね。
今回は1954年のアメリカのミュージカル映画『カルメン・ジョーンズ』をピックアップしました。
音楽はビゼーのものをほぼ使用しており、それに「サウンド・オブ・ミュージック」「王様と私」などの多くのミュージカルを生み出した作詞家のオスカー・ハマースタインⅡ世が英語の歌詞をつけています。
カルメンがジョーを誘惑するシーンで使われる歌で、
ミュージカル映画『カルメン・ジョーンズ』から「Dat’s Love(Habanera)」お送りしました。
歌はオペラ歌手のマリリン・ホーンとルヴァーン・ハッチャーソンがほとんど吹き替えています。
映画の主演は、ドロシー・ダンドリッジと「バナナボート」を歌ったハリー・ベラフォンテという名ポピュラシンガーが配役されているので、
私としては、主演の二人の歌も聞いてみたかったなあとも感じましたが、
オペラのイメージが最優先されていることは素晴らしいなと思いましたし、
英語の歌詞も設定をすこし変えたり工夫されていてなかなか面白い作品でした。
Posted on: 2019年8月20日juna-wordp