樹奈のMusic Library FM高知
ちょうどこの時期、お盆休みをとられている方も多いと思います。
私の小学生のピアノの生徒さんもお盆は九州のおばあちゃんちに帰っているとのことで、今週はオンラインレッスンをさせてもらったのですが、東京と違って地方にいくと蝉の鳴き声がとても元気なんですね。
蝉の大合唱をバックにピアノの音色を聴きながら、なかなか風情のあるレッスン風景でした。
8/17は夏休みにゆっくり観るおすすめの、ミュージカル映画2007年の「奇跡のシンフォニー」をピックアップしてみました。
『チャーリーとチョコレート工場』で知られるフレディ・ハイモアが主演。孤児院で育った少年が、両親との再会を信じ、音楽の才能を開花していく姿を描いているのですが、次々に奇跡的なことが起こって、まるで音楽が家族の再会へと導いているような、ファンタジックなストーリーです。
この映画の世界観は、音楽を聴いている時の感覚に似ているなと思いました。
音楽を聴いていると、内容に共感したり、その世界を疑似体験するような感じになります。それを映画で表現したような作品です。
劇中では、歌やオーケストラなどオリジナル曲がたくさん聴けますが、
今回は主人公が弾くギター曲を二曲書き下ろしたギタリスト、カーキ・キングのナンバー、カーキ・キングで「Bari Improv」「Ritual Dance」お送りしました。
カーキ・キングの奏法は、両手タッピングや変則チューニングを多用し、メロディ、ベース、リズムを同時に奏でる驚きの超絶技巧です。
ギターをカホンのようにリズム打ちして、躍動感あふれる演奏ですね。
劇中では演奏している手の部分だけ出演しているそうです。映画「奇跡のシンフォニー」爽やかな音楽と共に是非みてみてください。
Posted on: 2025年1月2日juna-wordp