樹奈のMusic Library

樹奈のMusic Library FM高知

東京オリンピックももう終盤ですが、この数日間アスリートたちの熱闘や一つの目標に向かう信念の強さに感動して、

私自身、とても勇気をもらっています。

今日は、信じることをテーマに書いた私の曲、樹奈で「Trust」をお送りしました。

先日、高知大学の人文社会科学部のセミナーでゲストスピーカーとして講義させていただいたのですが、

音楽の道を歩んでくるのに、なかなか確信のない中でも自分を信じ続けて、歩み続けているということをお話させていただきました。

今思い描く景色に辿りつけないかもしれないけれど、信じて頑張っていけば必ず新たな明日が見えてくると思い、

そんな想いでこの曲を書きました。

試聴版が聴けるので是非聞いてみて下さい^^

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7/31の放送ではニューヨーク・タイムズ紙が「N.Y.最良の秘宝」と紹介したシンガー、ベッカ・スティーヴンスのナンバーをお送りしました。

ジャズを中心にフォーキーな雰囲気を醸し出す独特の歌声で幅広く活躍する彼女の最新作は、中東の音楽にインスパイアーされた作品です。

スナーキー・パピーのリーダー、マイケル・リーグのプロデュースの元でNYの中近東アーティスト、ザ・シークレット・トリオと作ったこのサウンドは、伝統と革新を行き来するような感覚のサウンドです。

ベッカ・スティーブンス&ザ・シークレット・トリオで「The Eye」お送りしました。

ザ・シークレット・トリオのメンバーは、アルメニア人とマケドニア人とトルコ人の三人なんですね。

それぞれ楽器は、ウード、クラリネット、カーヌーンを演奏しています。

伝統音楽をベースにクラシック、ジャズ、ポップスなどを取り入れているのがわかります。

この編成、クラリネットをナーイという楽器に置き換えるとアラブ古典音楽の伝統的な編成になるそうです。

そこにベッカの繊細で完璧なボーカルがのる、この絶妙なバランスが最高のナンバーでした。

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7/24の放送では私の曲樹奈で「光へ」をお送りしました。

 

先の見えない不安の中にあっても、立ち止まらずに、光を信じて歩み続けていきたいということをテーマに書きました。

不安な中にあっても歩みを止めないでほしいと思います。そこで止まってしまうと、人間ほんとに上手くいかなくなってくると思います。

じゃあ、何を信じてやっていけばいいのかという人もいると思いますが、

希望がもてないのがコロナ禍のせいなのだったら、コロナになる前、何か感じてた希望とか夢を思い出してみてください。

きっと何か光が見えてくるんじゃないかと思っています。

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今日は番組の放送時間を変更してお送りしました。今日は私のお気に入りミュージカル、
1998年の「プリンス・オブ・エジプト」をピックアップしました。

この作品は旧約聖書の『出エジプト記』に記されているイスラエル人のエジプト脱出を描いたアニメーション映画で、

CGもいい具合に使われていて、見応えある作品です。なんと言っても音楽が壮大で美しいです。

サウンドトラックから、歌うのは1990年代からブロードウェイシアターの中心的人物の1人として活躍しているブライアン・ストークス・ミッチェルの歌唱で

「Through heaven’s eyes」

お送りしました。

エジプトテイストのオリエンタルな旋律が組み込まれたメロディが美しいですね。

この映画の主題歌「ホエン・ユー・ビリーヴ」は、ホイットニー・ヒューストンとマライア・キャリーのコラボでアカデミー歌曲賞を受賞していますので、作品の内容よりどうしてもこの印象が強いですが、

私は劇中の曲が本当にいいと感じています。

音楽は映画音楽の巨匠、ハンスジマー、そして歌の作詞・作曲を手がけたのは、「ポカホンタス」「ノートルダムの鐘」「魔法にかけられて」などのディズニー作品の作詞や、ミュージカル「ピピン」「ウィキッド」の作詞作曲を手がけたステファン・シュワルツです。

本当に素晴らしい音楽家だと思います。

作品は子供から大人までじっくり楽しめます。おすすめです。

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7/10の放送では私の曲「シャングリラの渦に」をお送りしました。

歌は、思いあう男女が、人目を避けて会うところから始まります。

二人の理想郷であるシャングリラへ、一緒にいられるわずかな時だけでも行きたい、という情熱を歌った歌です。

ラテンのパーカッションを打ち込みで録音したのでアレンジでは苦労した曲ですが、このラテン風の音作りで、シャングリラという大海原にふたりで向かってるというようなイメージで書いた曲です^^

この曲はオリジナルアルバム「Formative」に収録されていまして、YouTubeで試聴版が聴けるようになっています^^

今日は放送時間が変更になりまして、「樹奈のMusic Library」は午後3時55分からの放送となります。どうぞよろしくお願いいたします。

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7/3の放送ではオーストラリア出身の女性シンガー兼ピアニストであるサラ・マッケンジーのナンバーをご紹介しました。

以前に番組でご紹介した、ジャズシンガーのサラ・ガザレク、そしてシンガー・ソング・ライターのサラ・マクラクランに続き、今回も実力派のサラ先生から、最高の音楽を届けていただきました。

 

透明な声質と、モダンで軽快なジャズピアノを弾き語るスタイルで、

オーストラリアのパースにある音楽院から、アメリカのバークリー音楽大学を経て、

2015年に世界デビューしました。

2017年のアルバムから、オリジナル曲のソングライティングや、アレンジは自身ですべてを手掛けたという本作。

オーストラリアからアメリカ、そしてヨーロッパの旅が詰まった選曲になっていて、とてもお洒落に仕上がっています。

彼女が大学卒業後に移住したパリの町を歌ったナンバー、

サラ・マッケンジーで、「Paris In The Rain」

をお送りしました。

雨音を連想させてくれるピアノの音を聴いていると、雨の日の午後に、心躍るような気持ちで、パリの街を歩く姿が浮かんできました。

昔からの伝統的なジャズやスイングジャズが、今の時代に、サラテイストで蘇った感じで、とても心地良いナンバーでした。

 

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6/26の放送は私の曲「未来ドライブ」を聴いていただきました。

この曲は株式会社キミノミライという人材派遣をされている会社さんのイメージソングとして使っていただいている曲です 。

これから就職したい、これから夢を叶えたい、何か一歩踏み出したいと思っている若い世代の皆さんにむけて書いたメッセージソングです。ワクチン接種も少しずつ進んできて、やっとトンネルの向こうに小さな光が見えてきたかなと思います。

私も本番が中止や延期になって時間の流れ方が変わりましたが、改めて自分と向き合える機会になっていて、無駄な時間ではないなと思っています。

きっとこの先明るい明日がくると信じて、どうか若い世代の方達には夢を持つことを忘れずにいて欲しいなと願っています。

 

この曲はオンライン天窓の公式チャンネルでライブバージョンを配信していただいております。

是非覗いてみてください^^

 

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6/19の放送では私のお気に入りミュージカル映画、1996年の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』をピックアップしてみました。
俳優で監督のウディ・アレンの初のミュージカル映画で、
ジュリア・ロバーツ、ゴールディ・ホーン、ドリュー・バリモア、エドワード・ノートン、若かりしナタリー・ポートマンという豪華キャスト、しかも歌うのですから驚きです。
作品としてはミュージカル黄金期のような華麗でキラキラした雰囲気はないものの、
俳優さんたちが自然体で歌い出し、小劇場のような素朴さを感じられて、とても心地良い作品です。
音楽は往年のミュージカルナンバーやスタンダードから選曲されていて、
そこも映画全体がレトロ風に、可愛く、仕上がっているポイントです。
エドワード・ノートンが歌うロマンティックなナンバー「My baby just cares for me」をお送りしました。
音楽のアレンジは、70年代からアレン監督の作品のサントラを担当しているディック・ハイマンです。
彼はビッグ・バンドの専属ピアニストとしてスウィングジャズ時代の後期を経験してきた人物であり、
アーリー・ジャズ愛好家のアレン監督には欠かせない存在なのです。
楽観的なのですが、登場人物がみんな一生懸命に生きている姿を描いているので、
とても明るくなれる作品、おすすめです。

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今回は私の曲、信じることで困難な状況にあっても希望が見えてくるというテーマで書いた曲。

樹奈で「翼を広げて」を聴いていただきました。

一人の力や願いはとても小さなものかもしれませんが、たくさんの同じ思いが集まれば、

明日へと羽ばたく翼となるかもしれません。そんな願いを込めて作った歌です。

信じること、そんなに簡単なことではないですが、

新しい道を切り開いていく時や立ち上がりたい時、その心が力をくれると思います。

この世界的な危機に向かってたくさんの人が同じ希望を持って進んでいることを感じています。

希望を持てる日々でありますよう、願っています。

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今日は77年公開の実写とアニメの合成による、ディズニーのミュージカル映画『ピートとドラゴン』をピックアップしました。

この作品は私の母が小さい頃に映画館で見たという話をだいぶ前から聞いていて、

いつか見てみたいと思っていたところ、最近配信で念願かなって見ることができたのですが、イメージ以上にドラゴンが可愛いおじさん顔で親しみ深い作品でした。

全編に渡ってアニメのドラゴンが出てきて、その映像は面白く、

音楽は軽快で可愛らしいナンバーが揃っています。

主演は70年代の「I Am Woman」などのヒット曲で知られる、オーストラリア出身のシンガー、ヘレン・レディです。

優しい歌声で歌う美しい一曲

映画『ピートとドラゴン』サウンドトラックより、ヘレン・レディで「CANDLE OF WATER」

お送りしました。

タイトルの「CANDLE OF WATER」は水辺のろうそくという意味で、

「わたしが水辺のろうそくになってあげる」、と大切な人のそばで優しく寄り添うような素敵な歌詞です。絶望の淵にある時にこそ希望を持たなくてはなかなか前に進めないと思います。

きっと道は開けるから諦めないで、とそっと導いてくれる素敵なミュージカル作品です。おすすめです。