樹奈のMusic Library FM高知
今日はブラジルのシンガー、タチアナ・パーハと、アルメニア出身のピアニスト・作編曲家、ヴァルダン・オヴセピアンによる、ピアノと声のデュオをご紹介しました。
タチアナ・パーハは、アントニオ・ロウレイロ、アレシャンドリ・アンドレスなどの南米、ミナス地方からの流れをくむアーティストたちから引っ張り凧のシンガーで、
30枚を超えるアルバムにゲスト参加している現代のブラジルを代表するシンガーです。
そしてジャズ~クラシック、現代音楽~アルメニア音楽の境界を自由に行き来する個性派であるヴァルダンのピアノにも大注目です!
デュオ3作目にして同編成としては最終章となる最新作から、
タチアナ・パーハ&ヴァルダン・オヴセピアンで「Luna Bianca」
お送りしました。
ジャズの不協和音、バッハのような対位法的アプローチ、そして民族音楽が融合しているようで、
単なる歌と伴奏の域は遥かにこえた、
ピアノと声で作られた音の彫刻作品のように感じました!!
Posted on: 2020年11月14日juna-wordp