樹奈のMusic Library FM高知

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2月9日放送は、ジャズ大国であるオランダが生んだジャズシンガー、

アン・バートンの一曲をお送りしました。

ピックアップしたのは71年のアルバムで、

ビートルズやカーペンターズの、当時としてはとてもコンテンポラリーな選曲で作られているのですが、

極上のジャズになっていて素晴らしい作品です。

アン・バートンで「A Boy Named Charlie Brown」

お送りしました。

アルバムデビューは30代の半ばで遅咲きですが

下積みのキャリアは十分にあった彼女の歌声は深く重みがあります。

この曲は1969年のアメリカのスヌーピーのアニメ映画の主題歌だったんですが、

アンが歌うと、チャーリーブラウンや仲間達が楽しく遊んでいる様子を見守る、

母親の優しさを感じますね。

もう一つ注目したいのが、

このアルバムのアレンジ、指揮をしたのがジャズギタリストのウィム・オーヴァーガウという方なのですが、

今オランダの最高峰のジャズギタリストの一人といわれている、ジャシ・ヴァン・ルーラーの師匠なんです。

とても職人肌の演奏で、独特の味がありますね。

知る人ぞ知るシンガーとギタリストが作った興味深い 作品でした。

Posted on: 2019年2月15日juna-wordp

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